Workレポ〜店主の言いたい放題〜

作業レポートをお届けします
ピックアップ選択の考え方など!
しばらく間が空いてしまいました・・・・ すみません。 

そろそろ秋の気配が漂って来ましたが、まだまだ熱いですね。
最近はFaceBookの方に日々の作業状況などを上げていますので、是非ご覧下さいね!

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004747501996

さて今月も沢山のピックアップの取り付けを行っておりますが、ご質問も
多いのでここで整理したいと思います。

ピックアップにはそれぞれ適材適所、ジャンルによっても沢山の選択肢があります。
アンフィニでは主にコンタクトピックアップを中心にシステムを構築することが
多いのですが、コンタクトピックアップはギターの響きをかなりの次元で忠実に
取り出すことが出来る反面、生っぽい響きはバンドものには不向きという欠点も
持ち合わせています。

生のギターのサウンドはバンドものではドラムやベースなどの低音楽器の
響きが合わさると聞こえにくくなる「マスキング」と言う現象に邪魔をされてしまう
事が多くあります。

多くの方は出来るだけ「生の響き」をと希望されますが、使用する形態によっては
逆効果になってしまうと言うこともあります。

確かにマイクで拾ったギターのサウンドは素晴らしくそのサウンドに憧れる気持ちは
分かります。

でもそれに拘るあまりバンドの中でギターのサウンドが聞こえなくなってしまう
というのは本末転倒。

こういった場合では生のサウンドでは無いですが敢えて音が変わってしまった方が
その存在を示すことが出来ます。

一般的に言うところのエレアコはそういう形では適したギターですね。

確かにギター単体で見ると結構特徴的なと言うか特有なサウンドであることが多く
生の音がしないと結構批判的な意見も多く聞こえます。

でもバンド物の中では、例えばマーチンのD-28の音が欲しいと言うよりも
様々な楽器の渦の中でアコギのギターの音が明確に聞こえてくると言う
大きいサウンドの中でアコースティックギターという大きなくくりの
サウンドがキッチリと聞こえてくる事の方が大切であることが多くあります。

聞こえなくなってしまう生の音よりもちゃんと聞こえるアコギの音の方が
使いやすいんですね。
そういったことから使う編成やシチュエーションによって考えも少し
変えていくとベストなサウンドが求めやすくなります。

しかしそうでは無く小編成、ソロギターと編成が少なくなるにしたがって
きちんとしたギターのサウンドが欲しくなると言うのは必然的と言えます。

そういった向きでは、支配力の少ないピックアップを上手く選択していくという方向に
変わってきます。

では支配力の少ないピックアップとは何でしょう?

支配力とはその製品が持つ特有のサウンドキャラクター
例えば一般的なアンダーサドル(インブリッジ)タイプのピックアップでは
弦からの振動をサドルを介して触接受け取ります。
その為ボディの形態、ボディの振動はあまり関係なく、ピックアップの特性に
依存したサウンドになります。

アンダーサドルの特徴としては、ぷりぷりっとしたゴム臭いようなサウンドが
特徴ですが、ボディの影響を受けにくいためハウリングマージンが高いという
大きなメリットがあります。
しかしデメリットとしてはサドルとボディの間にピックアップというクッションを
挟み込むことになるため、弦の振動はピックアップという壁を通して伝わることに
なりますので、どうしても生のギターのサウンドが変化してしまいます。
しかも取り付け方が適正で無いと、生のサウンドだけでは無く弦の出力が
ばらついてしまったりとラインのサウンドまでもが崩壊してしまいます。

実はこのアンダーサドル、簡単に取り付けができる反面ちゃんと取り付けを
行おうとするととても難しい面もありますのできちんとした取り付けが出来る
ショップで取り付けをすることをお勧めします。

次はサウンドホールに取り付けるマグネティックピックアップ。

このタイプはエレキギターでもお馴染みのタイプです。
ギターを加工すること無く気軽に脱着が出来る物も多数あり、ギターへ傷を
付けたくないということで選択されるパターンも多いピックアップです。

マグネティックピックアップはその構造上弦という金属素材の磁気信号を
メインにサウンドを作りますので、非常に安定した出力が得られるのと
弦へのタッチノイズや雑音が出にくいという特徴があります。

ただ最大のデメリットとしてはやはりエレキギターっぽいサウンドになって
しまいやすいと言う事ですね。
またサウンドホールの位置やサウンドホールの大きさにより前後位置が変化することで
同じピックアップであっても使用するギターによってはトーンが変化してしまう
と言う現象も起こってしまいます。

よくこんな大きい物を付けると生のサウンドが変わってしまうから付けない
と言うお客様も多いのですが、このピックアップを使いステージで生のサウンドが
本当に必要かと言う事を前提に感上げるとそのデメリットは考えなくても
良いとも言えます。
また簡単に脱着が出来ると言うことから生のサウンドが欲しいときには取り外せば
良いと言う事もありますね。

またマグネティックにはシングルコイルとハムバッキングタイプが有りサウンド面では
シングルコイルの方が自然な音が得やすいという面もありますが、グランドノイズが発生
しやすいので、多くの場合にはハムバッキングタイプを主に選択されますね。

ただ使いやすさとサウンドの安定さから好んで使用している方も多く、以前あるプロの
方とのお話しの中で、その方はFishmanのレアアースをメインに使用されています。

「レアアースが最高の音だとは考えてはいない、他にも素晴らしいサウンドの
ピックアップがあることは知っているけれども、自分の創り出すバンドのサウンドの
中では使いやすくギターのサウンドが引き立ちトータルサウンドとして聴いてみて
最も適しているんだよ。」

というお話しがとても印象的でした。

自分が良いと言うよりリスナーサイドにたったサウンドメイキングを考えての選択
と言う事で納得させられたお話しでありました。

そしてアンフィニでもお勧めしているコンタクトピックアップ。
実は一番難しいピックアップであります。

ソロギターが台頭してからとても需要の多いピックアップで、ギター自体の振動を
サウンドに変えるという特徴から、出来るだけギターの生のサウンドに忠実な音を
と言うプレイヤーには人気です。

ただこのピックアップも万能ではありません。
ギターのボディの癖がそのまま出てしまうため、不快な共振やデッドポイント、
ウルフトーンのポイントが有る場合は、そういった欠点もそのまま引き出してしまう
と言うデメリットもあります。

また反応の良さからストロークなどの強い信号が入ると受けきれずに飽和しやすいという
欠点もあります。

ただこれらの欠点はギターの特徴をつかんでおくことで工夫することが出来ます。

ある程度のしっかりした低域も引き出すことが出来ます。
但しギターのボディ振動を元とする部分からハウリングには弱いという部分も
ありますのでここが取り付けには大変神経を使う部分でもあります。

逆に言えばハウリングのおきにくいポイントは振動しにくいポイントでも有りますので
エネルギーが少ない状態となりますので本来の鳴りのポイントでは無い場合も有ります。

特に素子むき出しで使用する場合はそういった欠点もむき出しになりますので、ご自分で
取り付けを行う場合は結構難しいポイントとなりますね。


またコンタクトピックアップはギターの鳴りがよければ良いほどなり自体も
良くなります。

良くピックアップを取り付けするギターは何が良いですか?
適当なギターを買って付けた方が良いのでしょうか?

とご質問されることが多いのですが、その場合私は最もお気に入りの
メインギターに取り付けをお勧めします。

それが最もピックアップの性能を発揮出来るからと考えています。

もちろんメインギターへの加工はしたくないと考えることもありますので
無理強いでも何でも無いのですがやはり良いサウンドを体感していただきたいと言う事で
その様にお勧めしています。

なお何度か書いていますが、アンフィニのオリジナルピックアップはギター
一つ一つに合わせて製作取り付けをするワンオフのピックアップです。
貴方の持つ貴方のギターにだけ合わせて製作して取り付けを行います。

そしてギターは日々成長をして行くと共にサウンドも変化していきます。
その時には是非お声をおかけ下さい。
その時々に合わせて取り付けの位置調整、場合によっては再製作を行い
再セッティングをいたします。
それらの作業は一切無償で行います。

※素材の変更やピックアップの構造を変更したアップグレード品の場合は
アップグレード費用がかかる場合が有ります。

これは常に良いサウンドでギターを演奏していただきたいと言う事でアンフィニを
続けていく限り行うサービスです。

オリジナルコンタクトピックアップの取り付け費用¥42,000(税込み)にはこれらの
サービスを含めた価格です。
演奏スタイルの変化やサウンドの指向が変化した場合など是非声をかけて下さい。
ご一緒にサウンドを作り上げていければと思います。


最後に自分自身が行っている演奏スタイルを見詰めて適したピックアップの選択の
お手伝いが出来ればと思いますので、是非ご相談下さい。



| 雑学編 | 12:39 | - | trackbacks(0) |
アクティブかパッシブかそれが気になる!
 このところ少しお問い合わせが多いので少し書き留めてみたいと思います。

皆さんご存じの通りギター用ピックアップにはアクティブタイプとパッシブタイプ
の2つの種類が存在します。

これはピックアップの携帯にかかわらず存在していますが、それぞれに良い面と
悪い面が存在します。

これは後半で少し触れますが、先ずはプリアンプ等増幅回路について。

なぜこれを一番始めにするかというと、アクティブであれパッシブであれ、最終的に
必ずプリアンプが介在すると言う事です。

アクティブタイプはフィッシュマンレアアースや、LRバッグスM1やM80に見られるように
ピックアップ本体にプリアンプを内蔵した一体型、エンドピンジャック一体型の
ピックアップセパレート型があります。

大きな見分け方はギターに電池を内蔵させるかどうかが大まかな見分け方。

パッシブピックアップの場合はどうでしょう。

パッシブ型の場合はピックアップ単体でギターへ内蔵しますので別途ギター内に別体の
プリアンプを装着するか、ギターの外部に外付けのプリアンプを置いて使用するかという
事になります。

さて多いご質問というのはここ、パッシブピックアップにはどうしてもプリアンプが
必要なのかと言う事。

結論から言ってしまうと、プリアンプは必要であると言えます。

ただ単に音が出れば良いという点ではプリアンプが無くてもギターアンプなどが有れば
音が出ると言えます。

アコギ専用のギターアップであればプリアンプ内蔵の物も存在しますので
それらを持っている場合はOKですが、ライブ会場でPAに接続したいと言った場合
これはもうプリアンプは必需品と言えます。

それではなぜ必要なのか・・・・・
先ずはピックアップ自体の出力ゲイン、もう一つはインピーダンス。
ピックアップの出力は、タイプや製品により大小様々です、比較的大きい物も
ありますがやはりパッシブタイプは出力が小さいと言えます。

それよりももっと大事なのはインピーダンス。
さてインピーダンスって何? って言う事ですが、簡単に言うと抵抗

このインピーダンス、ピックアップによって大小様々な物があります。

エレキギター同様マグネティックタイプのピックアップの多くは250KΩ〜
500KΩ程度で比較的低めなので多くのギターアンプで使用する事が出来ます。

しかしアンダーサドルを始めピエゾ素子を使用したピックアップの場合
およそ1MΩ〜数MΩと非常に高いインピーダンスを持っています。

今回は分かりやすく簡単に書いていきますが、このインピーダンスはマッチングが
とっても大事なんです。

例えば良くあるのがミキサーなどにはマイクプリが付いているではないか
増幅はお手の物、と思いがちでパッシブピックアップをミキサーなどに直接
接続して使っていると伺うことが良くあります。

そして何かおかしいと言われます。

そうですおかしいんです。
例外としてインストルメント対応の入力を持った物もありますがピエゾ素子
ダイレクトはやはり辛い物があります。

なぜそうなるのか、細かく書くと訳が分からなくなるので起こる現象だけ

例えばミキサーなどはマイクロフォン入力、ライン入力を備えた物が大半です
増幅だけ見れば出力の低いマイクロフォンが繋げるようになっているのでそこだけ
見れば十分に増幅でき大きい音を出すことが出来るのですが、残念なことに
ミキサーの多くはマイクロフォン入力で600Ωから数十KΩ、ライン入力で
10KΩから数百KΩ程度になっています。

それこそが問題の元凶。
インピーダンスのの高い物を低い物へ入力した場合現象として低い周波数帯域が
減衰してしまうと言う現象が起こります。
音としてはキンキンぎらぎら、つんつんシャリシャリした音になってしまい
低域の無い線の細いサウンドになってしまうんです。

そしてそのサウンドを増幅してしまうのでノイズっぽいヒステリックなサウンドに
なってしまうんですね。

そこでプリアンプの出番、この高いインピーダンスをそのまま受け入れられるように
設定された増幅回路で周波数特性を損なうこと無く信号増幅し、ラインレベルに
するだけで無く次に繋がる機器に適した低いインピーダンスに変換してやる
と言うお仕事をします。

アクティブタイプのピックアップはそのプリアンプが内蔵されたものと言えます。

さてココで次のご質問が来ます。

アクティブピックアップにもプリアンプは必要なのでしょうか?

これも結論から言えば、不要ですと言うお答えになります。

既に信号は増幅され、インピーダンスも低く変換された信号はそのまま次の
機器への接続が可能です。

しかし使ってはいけないのかと言うところでは使っても構いません。
プリアンプの多くは増幅率が等倍から使用出来ますので、調整をしてあげることで
アクティブピックアップの信号を入力する事も可能です。

又プリアンプを使用するメリットとしては内蔵プリアンプでは調整しきれない
トーンをコントロールできるなどのメリットやDI内蔵のプリアンプでは
そのD.I.機能を利用してPAに出力を行うことなどが可能です。

ただせっかくシンプルに荷物の無い状態で使用出来るというメリットもあるので
その恩恵にあずかるというのが最もシンプルな使い方と言えますね。

しかしパッシブ型の場合、価格スタイルは様々ですが、必ずプリアンプを使用して
ピックアップからの信号を整えてあげることが必要なので、ピックアップを装着する場合は
プリアンプまでの予算を考えて予算作りをしてくださいね。

因みにアンフィニのオリジナルピックアップは必ず何かしらのプリアンプが必要に
なりますのでプリアンプを考慮に入れてご検討ください。

今日はほんのさわりですが、ピックアップにおけるプリアンプのお仕事のお話しでした。
少しご理解いただけましたでしょうか?
| 雑学編 | 21:57 | - | trackbacks(0) |
演奏スタイルとギターについて考える!
 日に日に暑くなってきましたね!
そろそろ梅雨も近くなりました。
九州方面はそろそろですね。

ギターコンディションも気になる季節になってきましたので
定期診断、セルフチェックをして少しづつ気にしてみてください。

さて今日はここのところ多いご質問から気になるギター選びについて少し
書いて見たいと思います。

ただまず始めのお断りしておきたいのですがこれはあくまでも店主の個人的な
考えでもあるし最終的な判断はプレイヤーご本人であることを前提にお話をします。

まずはご質問のトップ

Q : Aと言うメーカーのギターを買ったのですが叩き系のサウンドがでないの
ですが何とかならないでしょうか?
ピックアップを付けることで出るようになりますか?

A : ギターの構造的な面、設計的な面もあるので一概には言えないのですが
先ずはギターの選択を誤ってしまっていると思えます。
求めるサウンドに適した構造を持ったギターであれば問題有りませんが
物理的な部分はその形状を変更していくしか方法が無いので難しいと言えます。

またピックアップでの対応は例えばパームサウンドだけを考えてと言う場合であれば
比較的たやすく可能と言えますが、ギター自体の個性を表現していくという考えからは
外れてしまうのでどちらを優先するかと言う事になります。


大変きついコメントになってしまいました。


しかしこれはやはり購入前にしっかりと考えておく必要がある最も重要な
ポイントです。

ではどうしてその様になってしまうのか?


ギターの構造は基本的にはマーチン社のギターに代表されるXブレイシングを
基本としている場合が多いです。

しかし制作者の考え方やサウンドの思考によりそのブレイシング材の強度、大きさ
位置は様々です。

例えばマーチンに代表されるドレッドノートではトップの厚みで構造的な強度を
ある程度確保した上で補助的な補強としてブレイシングが作用しています。
その為ブレイシングは太めで高さの低いブレイシングであることが多く
その他のフィンガーブレイスやトーンバーもそれほど頑強な創りにはなっていません。

※分かりやすくするために出来るだけ専門的な用語を使わないように書きますが
逆にわかりにくい場合はごめんなさい。
上手く伝われば良いのですが。

しかしその為パームなどの奏法では丁度手のひらで叩く位置に当たる部分が
比較的動きやすいためパームの音が出やすいんです。

それに対して最近多いフィンガーピッキング向けのギターではトップを薄く
ブレイシングで細く高くと言うようにブレイシングで強度を出しつつボディトップを
動かしやすくするという傾向にありますね。

一見その方が箱は鳴るんじゃ?

と考えられるのですが、実はそうでは無くてブレイシングの強度の高さにより
部分的な振動は制限されてしまうんです。

ブリッジを中心としたトップ全体で見ればしっかりと振動しているのですが
ブレイシングの兼ね合いで部分的にミュートされるように作用してしまうので
重くてドスンと言うパームサウンドは出にくいことが多いです。

また叩き系の楽曲を主に演奏するのにウェストが絞り込まれたギターを
選ぶのも避けた方が良いと言えます。

特にブリッジからサウンドホールまでの部分の計上とブレイシングの位置で
ギターによっては全くパームサウンドは出なくなります。

実は最近この傾向がとても多く評判だけでギターを選んでしまって目的の音が
出ないという自体に悩んでいることが多いんです。

手工ギターや、プロの使用の多いギターってとても魅力的ではありますが、
本当にそれが自分の奏法に合っているのか?
まずここは気にして欲しいところ。

そして自分が目指す奏法をしている人がいてそのギターが使われているとしても
実を返せばそれがその人に合わせて創られた物であることもあるのです。

でも市販品ではその様になっていない。
オーダーでそういった仕様に出来る場合はラッキーと言えますが、中古だったり
現物を見ない形で通販で購入という場合は後の祭りです。

ピックアップもそうで例えばアンフィニのオリジナルピックアップは基本的に
ギターのボディの動き(サウンド)をそのまま表現することを念頭に取り付けを
行います。

そういった場合ギターの裸の特性で叩いても「こつっ」としか鳴らないギターの
場合はピックアップの音も「こつっ」としか鳴りません。

また生の音がシャリシャリと倍音が多く出るギターはそのままシャリシャリとした
サウンドがピックアップから出てくることになります。
それがそのギターの生のサウンドだからです。

最終的には実際の兼ね合いでギターの調整を含めて行う事でトータルので音を調整
していきますが、基本的な概念として知っておいて貰えるといいかと思います。

ただし知っておいて欲しいのはパームなどのタッピングサウンドは結果的な
副産物であると言うこと。

先ずはギターの個性をしっかりと引き出したあとの副産物としてパームの音も
鳴るのね!ということ。

パームやボディタップありきでは無いと言うこと。

ここは意外と誤認識が多く場合により高域用、低域用、パーム用と分けて複数の
ピックアップを取り付けて対応しているという場合も有ります。

それは一つの方法だと思います。

しかしピックアップの数が増えれば増える程、音のまとまりを創るのが難しくなるのと
それぞれの周波数帯域の音の伝達速度の差による位相の乱れ、また取りつけ位置による
デッドポイントや入力過多による音の歪みなどなど、解決しなくてはならない
問題も同時に生まれてきます。

それらをバランス良くまとめられれば恐らく良い音は得られると思いますが
かなり難易度が高い取り付けになりますね。

そう考えていくとやはり先ずはギターとしての生音の重要性。

ここを基本にギター選びをしていくと言うことがとても大事。

どういった音が欲しいのか、どういった演奏がしたいのかこの2つをまず考えて
見てください。

そうすることで先ずは大まかなフィルタリングすなわち主な候補が絞られてきますね。
その上でギターのデザイン、キャラクター、演奏性、サウンドなどを基準に
候補を絞っていくことで少なくとも大きく目的から外れたギター選びは無くなって
来るかと思います。

選んでいるときが一番楽しいギター選び、上手く選んで楽しい演奏を!


| 雑学編 | 15:01 | - | trackbacks(0) |
耳で創ろう!
 ゴールデンウィークも終了〜!

今日からまたお仕事に学校に頑張られていることと思います。

今日は文章だけでちょっと長いです。
お休みの疲れを復活させるかもしれませんが予備知識として読んで見て
いただけるといいかと思います。
知ってるよと言う方は読み飛ばしてください。

今回少し触れたいこと。
ご質問やご相談の多い項目。

システムのセットアップについてツマミの位置を教えて欲しいというもの。

じつはこれ、全く意味が無いんです。

確かに大まかな参考にはなるのですが、結構多くのプレイヤーが
どつぼにはまる原因でもあるんです。

これはどのライブ会場に行っても熱心にギタリストのしているセッティングを
写真に撮ったりメモをしたりと言う事が多く見られます。

またそれを実践してみて楽しんでいる人も多いはず。

でも実際にはあそこで聞いたあの音が出ない、何故だ・・・・・

と言う事に不満を持つ人も多く、短絡的にシステムが違うから、ピック
アップが違うからと不満を言う方も多くいるのです。

しかし最大の違いは、楽器、環境、爪、最大は弾き手の違いによる演奏力
に他ならないのです。

また楽器の違いを全く考えずに響きが違うのはピックアップのせいだ
と言う事でご相談をされることも多いです。

そういった場合詳しいセッティングなどを聞いていくと結構多くの方が
あの人はこういうセッティングだった、あそこではこうだった、それを
真似ていますと言う答えが大変多いのです。

今日は少し厳しいコメントです。

すぐに見たものを忘れて下さい。
メモや写真破り捨てて下さい。
データ、消去して下さい。

※気持ち的にと言う事で一つ

そして始めに自分のギターがニュートラルに表現できるセッティングを
まず見つけて下さい。

使用するギター、ピックアップシステム、プリアンプなどの機器により
必ずしも真ん中では無くトーンコントロールやボリュームの位置はずれてきます。

特にトーンコントロールは積極的に弄ることが重要です。
店主を始め40代以上の方は少なからずオーディオをかじっている人も多く
その多くは、トーンコントロールは「悪」と考えて絶対に弄りたがらない
と言う気持ちもありますね。

でもここではそれを捨ててまず弄ること。

その中でギターの音がそのまま上昇してくる間隔、フラットな間隔を
つかむこと。

これはとても重要で、自分のギターが出すサウンドが出来るだけそのまま出る
ポイントを予め把握しておくこと。

これは好きな音を出すと言うことでは有りません。
先ずはフラット、しかしここで言うフラットは周波数特性的なフラットという
意味では無く先に書いたように生で弾いた自分のギターの音がボリュームを上げて
いったときに出来るだけそのままのニュアンスで表現できるサウンドという意味で
とらえて下さい。

先ずはそのポイントで出てきたトーンの位置がそのギターのニュートラル、
いわゆるフラットな位置となります。

これはギターによって例えばBASSが10時や1時になる事もあります。
TREBLEも11時や1時になる事もあります。
もっと極端になる場合も有ります。
12時センターが必ずしもフラットでは無いと言うことを把握しておくこと。

好きな音を作るのはここから

先ずはスタートラインに立つことが重要です。

人のツマミの位置を視覚的に真似をしても決して同じサウンドは出ません。
結果的に同じ位置になると言うことは有るかもしれませんが、その逆はまず無いと
考えておいた方が良いでしょう。

特に生ギターに貼り型ピエゾのピックアップを搭載した場合、ギターの裸の特性が
そのまま出力されることになります。

実はここにも重要なファクターが隠されていて、評判が良いからと言って自分の
演奏に合わないギターを選んでしまうと言う事も良くあります。

今回メーカー名やモデルは控えますが、パーム奏法をしっかりと出していきたい
と言う希望があるのにデザインや評判、等からウェストが絞り込まれたタイトな
サウンドのモデルを選んでしまうと、生の裸の状態で殆どパームの音など出ない
と言う事があります。

しかしピックアップを付ければ何とかなると考えて行くと実はそのサウンドの
どこの重点を置くかと言う事がずれてきます。

最終的には何とか出来るのですが限界がありますので、都度相談の上となりますね。

もちろんいろいろなギターを弾いてみると言う事は勉強にもなりますし
楽しいですよね。

しかしその適正もしっかりと考えて行くのも楽しいのでギターを選ぶときに
ほんの少し片隅において選んでいただければと思います。

さて少し横にそれましたが話を戻します。

ギターのサウンドがフラットになるポイントが把握できたらそこから聞いて
気持ちの良いサウンドを作っていきます。

でもここからは各プレイヤーの出す音の目的次第なので実はもうこのあとの
コメントは無いんです・・・・・・・・・

困った・・・・

と言う事でここからもう一つの注意点。

いつもいつも言っているゲインの管理。
本当になかなか理解して貰うことが出来ない部分なのですがこれほど大事な
事も無いと言うくらい大事です。

特にエフェクターへの送りのゲインが適正で無いと思ったようにエフェクトの
かかりが得られなくなります。

これもツマミの位置だけで真似をしている人が多く結構多くのお問い合わせが
あります。

その都度ご返事を書くにも大変になってきたので一回ここで書いておきたいと
思います。

ソロギターではLexicon LXP-1の需要が多いのでLXP-1を例にして行きます。

これはプリアンプの次に接続をしているいわゆるライブセッティングを元に
しますのでパラレル接続の場合は当てはまりませんが、少なからず参考にな
りますので読んで見て下さい。

この際に重要なのは使用しているプリアンプの出力ゲインのレベルがどう規定
されているかを把握しておくとベストです。

例えばM-factory PM-200の場合では全てのボリュームをFULLにした場合
MIXアウトからの出力は−10dBになるように規程しています。

これに対しLXP-1ではインプットゲインが12時の時に-10dBで受けられるように
規定されています。

この場合は単純に考えるとPM-200efの出力がマックスの場合LXP-1のインプット
ゲインのツマミの位置は12時が適正と言う事になります。

もちろん各ピックアップのゲイン設定や、トーンコントロールのブースト量に
よっては多少の前後はありますので、ぴったりとこの位置で無くてはならない
という事ではありません。

実はこういった説明にも落とし穴があって、こう書くと必ずと行って良いほど
全く位置を微調整しないと言う事があるので「状態によって微調整は必要」と
言う事も知っておいてください。

しかし本来パッシブ仕様であるPM-200を使用してプリアンプ内蔵のギターを接続
している場合その限りでは無いことが起こりえます。

アクティブタイプのピックアップを内蔵したいわゆるエレアコではギター内に
バッファーアンプやEQが装備されていますので必然的に出力ゲインが高めに
なります。
その為PM-200等のパッシブ仕様のプリアンプを挿入した場合規定した-10dB
よりも大きな出力を出している場合も少なく有りません。

そういった場合の対応としてLXP-1のインプットゲインを絞り購入力に対応して
いるのですが、これはそういったケースで有効なセッティングで有り、パッシブ
タイプのピックアップをPM-200で増幅して出力をしている場合は、完全に
LXP-1は入力不足に陥ってしまいます。

感の良い方はおわかりかと思います。
そういったシステムに組み込まれたLXP-1のセッティングを真似してしまった場合
自分のシステムでその「ツマミの位置」を再現するとエフェクトがちゃんと
「かからなく」なっていると言う事があるんですね。

LXP-1に限らずエフェクターは十分な入力ゲインが無いとエフェクトのかかりが浅く
なります。

そうすると必然的にエフェクトのかかりを求めていくためにエフェクトミックスの
ツマミの位置ががどんどんと上がっていきます。

そうなると今度はエフェクトのミックスバランスはシーソーバランスなので
つまみを回せば回すほど本来必要なドライサウンドは小さく奥へ引っ込んでしまう
事になってしまいます。

特にリバーブではドライ音が遠くなってしまうと音の輪郭までどっかへ飛んで
行ってしまうので「ぼあ〜〜〜〜〜」ットした音になってしまいます。

さらに充分なゲインがエフェクトに入っていないことから出力のゲインを出す
ためにかなり高い位置にアウトプットゲインのツマミがあることです、LXP-1は
極めてSN の悪いエフェクターで実際にツマミの位置が3時を越えるとかなりの
ヒスノイズに支配されてしまいます。
特にUSA製の個体はチャイナや香港製よりも強いノイズに支配されてしまうので
ベストは2時ぐらいまでで適正なゲインが得られるようにしておくためにも
インプットゲインはとても重要であると言えます。

またヒスノイズが増えるとそれだけでもサウンドはヒステリックに感じていくので
高域が強いと感じることも多くあります。

もちろんそういった使い方でもプレイヤー本人が心地よいと感じて弾いている分
には良いのですが、知ってやっているのと知らずにやっているのとでは大きく
意味が違うので1度基本に立ち返り先ずは機器の持っている性能を使い切ってから
アレンジを加えるようにして行くと良いのでは無いかと思います。

基本を知った上で音作りで悩んだら「音は耳で創る」「フラットを知る」
この2つを思い出してみてください。




| 雑学編 | 13:22 | - | trackbacks(0) |
ねじるとだめなんだお〜!

 今年も残すところ10日ほど。
クリスマスも間近と言う事で、パーティー、忘年会とギターを演奏する場もも多くなりました。

そうするとどうしても多くなるのが弦の交換!
今日は皆さん、興味がある弦のお話し。

ちょこちょことネットを徘徊していると弦についての話題がとても多く有ります。
その殆どの多くは弦の銘柄などを中心としたインプレッションが殆どです。

あのメーカーの弦が素晴らしい。
このメーカーの弦が好きだ、嫌いだ。
ギターとの相性。
弦の製造の技術面などなど、様々な事に触れていることがうかがえます。

今回はそういった表面的な物ではなく張り方のお話し。
張り方の手順などはい〜っぱいいろんな所で書かれているので、今回は
アンフィニ流、手前勝手な考えを書きたいと思います。

皆さん弦の銘柄などには言及して、そのサウンドを評価することが多いのですが
張り方については余り拘っている方がいないというか書かれていないことが
多いです。

実際お預かりするギターも結構な確率で弦の特性を残念な物にしていることも多いです。

また相談の多い悩みは綺麗に巻けない、緩んでいると言う物が筆頭です。

今回はそういった悩みの参考なればと思います。

先ずはアンフィニ流の巻き方をかいつまんで。


アンフィニで使用する弦は皆さんご存じのパッケージに入っていないストレート状態の
バルク弦です。

これはこだわりがあって「弦は捻れると早く死ぬ」と言う事を感じているためです。

同じ弦のパッケージに入っている弦とストレートの弦を比較すると、取れたての刺身と
冷凍物を解凍したぐらいの差が感じられます。
これは鮮烈です。

しかしここで張り方を間違えてしまうと実はそれほどの差が感じられなくなります。
それは何か。

実は弦の「捻れ」なんです。

弦を張る際には出来るだけ弦をねじらないように巻くだけ、それだけなんですが
実は意外とこれは気にされていないことでもあります。

アンフィニでは出来るだけ弦をねじらないように張ります。
今回は簡単に捻れを少なくする張り方を少しご紹介します。
もちろん知っている人は読み飛ばして下さいね。


それではアンフィニ流の手順を少しご紹介。


弦を張る際は出来るだけ緩みを無くすためブリッジのホールの角に当たる部分を軽く曲げ
フィッティングさせておくとチューニングの安定が早くなります。
またここ以外にボールエンドの根本を「くっ」と曲げる方も多いですが、アンフィニでは
曲げません。
実はこの部分とっても大事でブリッジピン圧をかけて弦を固定するために必要な部分です
ここ尾を曲げてブリ時ピンから逃がしてしまうとピンに圧がかからなくなり、ピン抜けや
ピンの振動によるノイズの原因になることがありますので、ピンに圧をかけてしっかりと
固定をするためアンフィニでは基本的に曲げません。


弦をホールに入れピンを取り付けたらここで一旦弦をしっかりと引っ張っておきます。
こうすることでピンとボールエンドをしっかりとかみ合わせ弦を張っている最中に起こる
ブリッジピンの浮き上がりが起こらなくなります。

弦を張っている最中にブリッジピンが浮き上がってくるのはこの部分が予めフィッティング
されていないからなんですね。
なのでここでしっかりとフィットさせておきましょう!


これもアンフィニ流。

弦をしっかりと伸ばし、均一にペグポストへまき付けを行う為予め長さを決めていきます。
弦をしっかりと伸ばしてピンと張った状態で長さを決めます。
写真ではペグポストの間隔を物差し代わりにして長さを決めます。
この場合はペグポスト1本分にします。


長さを決めたらここで弦をカットします。
予めカットしておくことで巻くときに弦の先端がじゃまにならず綺麗に巻きやすくなります。
注意※1


弦をカットしたらペグポストに通し5mm程度の長さを出して巻き上げを始めます。


半回転ほど巻き上げたら一旦手を止めしっかりと弦を折り曲げます。
ここでしっかりと折り曲げるのは出来るだけ元をぴっちりと巻き上げて緩み無くするためです。


この時に弦をしっかりと引っ張りながらテンションをかけて巻き上げていくようにしましょう。
最初の一巻きは飛び出した弦の上に巻きます。


さて、ここもアンフィニ流。
弦にテンションをかけるため人差し指とその他の指を使って弦を引っ張るのですが
写真のように人差し指で押さえながらその他の指は弦を引っ張り上げるようにします。
ここで大事なのが弦をナットに載せないと言う事。

ナットに弦を載せて巻き上げると弦の構造上スパイラルに巻かれている弦が
硬いナットの影響でわずかながら捻れてしまうことがあると考えています。
これはわずかかもしれませんが少しでも懸念があるならば出来るだけ触らせない
単純な考えですが効果は大と思っています


そして2巻き目は下をくぐらせます。
これは上の通した弦と下をくぐらせた弦で通した弦をはさみ緩み止めの効果を狙います。
そしてアンフィニではこの飛び出した弦は曲げません。
この状態でしっかりと弦が止まること、そして何よりも交換の際にめんどくさい
と言うのが理由です。


そしてそのまま巻き上げていきます。
ぎりぎりまで弦をナットには触らせないようにするのがアンフィニ流。


そして4弦まで巻き上げたら

今度は1弦に移ります。

なぜ1弦!・・・・・・ 理由があります。

ここで3弦を巻いてから2弦、1弦と巻いていくと、ペグポストの横に先に張った弦があります。
実はこの弦があると結構弦は巻きにくく緩みがちになることが多いんですね。

なのでじゃまになる要素を少なくするために1弦から巻いていくとペグポストはフリーな
状態なのでとても巻きやすくなります。


今回は6〜4弦まではペグポスト1本分の間隔で、1弦、2弦など細い弦はポスト2つ分で
巻いていきます。

これは弦の細さを考慮し巻き数を増やすことでナットからペグポストへの導入角度を
揃えてテンションのバランスを整える目的があります。

また弦を張るときのコツはテンションをかけながら巻く。
とにかくキッチリ引っ張りながら隙間無く巻き上げるというのが音をよくする
要素になります。

ここで一番やると音が悪くなる巻き方を一つご紹介。
これ結構やります。


弦を通すところまでは同じ・・・・


これがやってはいけないこと・・・・

弦を手でポストに巻き付ける行為

こうすると弦は確実に捻れてしまうんですね。
実はこの状態で張っても新しい弦はしっかりと鳴ってくれます。
しかしあっという間に弦がならなくなってしまうんですね。

これは弦の振動により捻れた心線と、外側の巻き弦が剥離してしまう事が原因と
考えています。
この剥離やずれが生じるとその弦はその瞬間に死んでしまいます。
もちろん音が曇るだけで音が鳴らないということではないので、これが弦の評価に
直結していると言う事も実は多いんですね。

昔と比べれば弦は安価になってきてはいますが出来るだけ長く美しいサウンドを鳴らして
欲しい物ですね。

弦そのもののポテンシャルをキッチリと引き出すため少し張り方にも工夫をしてみて
くださいね


今日はもう一つご質問が多い巻き方



もう一つの張り方のバリエーション
俗ににマーチン巻きと呼ばれる巻き方ですね

これも意外と綺麗に巻けている方が殆どいません。

大抵緩んでいることが多いです。


例ですが、こんな感じで届くことが多いです!

これもしっかりと弦にテンションをかけて巻いていないことが原因です。
決して難しくはありませんので挑戦してみてください。

コツは引っ張ること、1にも2にも引っ張ることです、はい。

始めは同じですが先は切らずにそのまま通しておきます。

弦を通したら片方の手で弦を固定しながらもう一方の手で弦をしっかりと引っ張りながら
折り曲げます。

しつこく言います。
「しっかりと引っ張りながら」折り曲げて半周巻き付けます。


はい、半周巻き上げたらここでも行きますよ〜

しっかりと引っ張りながら下をくぐらせた弦を上に折り曲げます。!


いいですか〜

しっかりと引っ張りながら上に折り曲げられましたか?

そしたら巻き上げる弦を引っ張りながら巻き上げていきます。
半回転ほど巻き上げたら、ここで・・・・


いいですか!

しつこいです。
しっかりと引っ張りながら折りが下駄部分の引っかかりの部分をしっかりと折り曲げます。

はあ、はあ・・・・・・

ここまで来ればもう安心。

最初の例と同じように弦を引っ張りながら巻き上げてください。

緩みのない巻き上げはチューニングの安定性も有り、とても良いサウンドが響きます。
たかが弦張り、されど弦張り。

フェチの人はこれ眺めて酒が飲めます。

大体理解していただけたのでは無いかと思います。

もちろん巻き方には様々な手順ややり方があり、この巻き方が正解と言う事では有りません
ので、ご自身のやりやすい巻き方で巻いていただいて構いません。

一つだけ共通して言えるのは弦はねじらない。
これにつきます。

弦の種類を替える前に捻れのない巻き方をしてみてください。
今使用している弦の印象がきっと変わります。

いい音を長持ちさせるちょっとした工夫です。

でも弦はこまめに換えてくださいね〜

と言う事でクリスマスパーティー、忘年会、いい音でたのしみませう!


※1. 弦を予めカットする場合では丸い心線を採用した弦は絶対にカットしないでください。
丸い心線を採用した弦例えばニュートーンストリングスなどはカットしたとたんに
心線と外側の巻き線が剥離してしまうため全く使い物にならなくなってしまうので
こういった弦を使用する際は、切らずに巻き上げて巻き上がった後にテンションが
かかった状態でカットするようにして下さい。


| 雑学編 | 21:29 | - | trackbacks(0) |
ちょっと勉強!
 少しお客様の合間があったので雑学的なことを一つ。

これもよくあるお問い合わせですが、ピックアップに対するプリアンプの必要性について。

アンフィニのピックアップは貼り付け型のコンタクトピックアップとして製作しています。
このピックアップには他のピックアップと同様に「ピエゾ素子」と呼ばれる発振素子を
流用して使用しています。

このピエゾ本来はブザー用として販売されているもので受信機として開発されて
いたものではありません。

ピエゾ素子は電気を与えることで素子が振動し決められた特性の固有振動をすることで
ぶ〜とかぴ〜とのブザー音を出します。
その他携帯のスピーカーなどにも多数応用されていますね。
さてこのピエゾ逆の発想で振動を与えることで発電する特性を用いてピックアップに転用
しているのですが、発信器として使用するより受信機として使用する方が難しい

固有の共振周波数がありますのでそれが非常に高い周波数に設定されているので
どうしてもシャリシャリとした特性になりがち。
まあそれは作り方や使い方でカバーできるのですが問題はインピーダンス。
良くマイクやピックアップ、スピーカーにはインピーダンスと言う抵抗値がありますが
これが問題。

コイルを用いたマイクやスピーカーにはハッキリとした抵抗値が存在しますが
セラミックを使用したピエゾ素子には実は明確なインピーダンスは存在しません。
しかし指針が無いと難しいので換算してはじき出すととんでもない高いインピーダンス
となります。

もちろん素子により異なりますがおよそ1MΩ〜2MΩほどの高いインピーダンスになります。
またゲイン自体も大変小さく-60dB、−70dBと言った小さな出力ゲインしか取れません。

それに対してエフェクターやミキサーと言ったギター用機器やミキサーではせいぜい
10KΩ〜500KΩ程度の物が主流で利得ゲインもそれほど高くありません。

ここで出力する信号と入力される機器側のインピーダンスが取れていないと特性が
変わってしまい本来のサウンドが得られない結果となります。

おおざっぱに言うとコンタクトマイクをそのままミキサーや、エフェクターに入力すると
ほとんどの場合低域の再生入力が得られる、つんつん、シャリシャリしたサウンドに
なってしまいます。

インピーダンスの鉄則はロー出しハイ受けが基本となります。

厳密には合わせていくことが必要ですが汎用性を考えると多少のことは目をつぶっていくという面もあります。

そういったときに出て来るのがロー出しハイ受け、詰まりインピーダンスが低いものを
高いものへ入力する場合は問題は少ないがハイインピーダンスの機器をローインピーダンス
で受けると低域が無くなるなどの弊害が出てきます。

もちろんゲインの問題もありますがプリアンプの主な目的はこのインピーダンスの変換を
してやること。

ハイインピーダンスの機器をローインピーダンスの機器に受け渡してあげられる様に
してあげるというのが最も必要な機能です。

もちろんゲインを十分に引き上げると言う事も大切な役割となります。

実はアコギで使用されるプリアンプの多くはこのピエゾという素子が持っている
共振特性、簡単に言えばローの出ないハイ上がりの特性を補正するために完全な
フラットな特性ではないものも多いのです。

殆どのケースで中域から低域にかけて補正をかけるように設計されてることが多く
ありますね。

もちろんそれが悪いというのではなく組み合わせと言う事になります。

良く何々っぽい音がすると言うことでプリアンプを選択する事が多いですが
是非使用するピックアップの特性に応じたプリアンプを選択していただくと
ベストですのでご検討下さい。

あとパッシブピックアップのピエゾピックアップにおけるプリアンプは
「あった方が良い」では無く、「無いと駄目」と言う考えを持って、ピックアップ
選択の際は視野に入れて検討して下さいね。

良いサウンドを目指して考えよ〜ぅ!

ではでは

ピックアップキャンペーン12月20日までです!
ご検討の方はお早めにご相談下さいね!



| 雑学編 | 15:20 | - | trackbacks(0) |
知ってる人は知っている!
 日に日に寒くなってきましたね〜
皆さんも風邪などひかないようにお過ごしくださいね。

ギターも冬になると乾燥によるトラブルが出て来ますので湿度には少し
気をつけてギターの健康状態も気にしてあげて下さいね。

さて今日は知っている人は知っているチューニングのお話し。
来店いただいている方には少しお話ししていますね!

変則チューニングとかそんな話しではなくごくごく基本的な基音のお話し。
それほど深いところではないですがちょっとだけ気にしてみて下さい。

少し前にあるお客様よりご相談がありました。

古いレコードやCDと合わせながら練習しているのだけれどどうも気持ちが悪い
なんか不協和音になっているような気がする・・・・・

なのでギターの方の調整をして欲しいという物でした。

さてさてギターをお持ちいただきチェックをしたのですが別段問題は無さそうです。

実際に弾いても気持ちの悪いところはありません。

では何が原因なのか。いつも聴いているCDやレコードのお話を伺いました。
70年代フォークがお好きでかぐや姫や吉田拓郎、風などを良く聴かれるとのこと
店主と同じ好みと言うことで殆ど同じCDを持っていたのでかけながら弾いていただきました。

そうここに落とし穴が・・・・・

結構古いレコードや、CDに入っている楽曲では基本が異なる場合が結構有るのです。
現在は世界基準としてA音=440Hzと言う形で統一されてはいますが、ピアノや管楽器
では時として441Hzや442、443Hzと言う具合に基音が違うことがあります。

気持ちの悪さはここから生じていました。

1Hz位であればまあ何とか聴くに耐えられない事はありませんが2Hz違うと結構
違いが分かります。

かぐや姫のCDをかけながら弾いていただきましたが結構微妙なズレが気持ち悪い、
店主はそのことを知っているので442Hzの基音にチューニング・・・・

ぴったりと気持ちよくユニゾンします。

そうなんですね、かぐや姫や風は442Hzで録音されていたのです。
何の気なしに弾いていると気がつかないほどですが、微妙な気持ち悪さを感じている
人も多いのでは無いかと思います。

特にピアノでは現在は440Hzで調律されていることも多いですが、オーケストラなどで
使用されたピアノでは弾き手の意向で441や442と言った調律をされていることも結構あります。

そのためピアノとのセッションでピアニストからチューニングが気持ち悪いと言われたことも
あるのではないでしょうか?

そう感じたら一度基音を確認してみてください。

きっと気持ちの良いセッションが出来ると思いますよ。

たかがチューニング、されどチューニング。

複数でのセッション、ピアノや管楽器が入ったバンドでのチューニングに少しだけ
目を向けて楽しいセッションを〜!

ちょっとしたことですが、気持ちいいことは精神衛生上もいいですね。

ではでは〜
| 雑学編 | 12:04 | - | trackbacks(0) |
メトロノームを使おう〜
 今日は少し趣向を変えた内容を

アンフィニでは基本的にお客様の演奏を見たり聞いたり、音源をいただいたり
動画を見せていただいたりという形でお客様の音の出し方や指の使い方を見たりして
チューンナップの方向性を決めてチューニングを行います。

そういった中どうしても気になること・・・・・
ピッチやチューニングという面は殆どのプレイヤーの皆さんは気にしていて
微細な音のズレも気にしているのではあと思います。

音はとても綺麗なんですね・・・・・

でも店主が気になる部分・・・・・ それはテンポ

結構な割合で自由に弾く楽しさが全面に来てしまうのでテンポがまちまちになってるんですね。
お話しの中でメトロノームなどの仕様を聞くと結構な割合で使用していないというお答えが
帰ってきます。

ほとんどの場合CD等にあわせて練習しますよね。

でも暗譜の過程は仕方がありませんがそれが済んだら出来るだけメトロノームを使用して
みて下さい。
むっちゃくちゃ弾きにくいはずです。
身体が覚えてしまっている自由なテンポになれているほど弾きにくいです。

でもテンポってとても大事なんですよね。
特に他人と合わせたりする場合異なる身体のリズムがあるので基準がバラバラに
なりがちです。

スケール練習をする際は特にメトロノームを使用して基本のリズムをたたき込むようにして
いくと、自由に波が作れるようになるばかりでなく聴かせるリズムが作れるようになります。

楽しいことは大切ですが、出来るだけ日頃の練習にもメトロノームを取り入れて
自由なリズムを意図的にコントロールできるようになっていきましょう〜

そんなことは分かってる?

でももう一度その重要性を再認識!

お勧めです。


| 雑学編 | 13:59 | - | trackbacks(0) |
PM-200efの基本
 〜PM-200efをご使用のお客様へ〜


=少し追記しました!=

ここ数年で大変多くのお客様にPM-200efのすばらしさを体感していただく
事が出来て大変嬉しい状態です。



今日はこの数年で最も多いお問い合わせ事項、ボリュームはどの当たりで調整した方が
良いのかというご質問が大変多いのと、実際に使用している現場で結構多いセッティング
について知っておいて欲しい事をご説明したいと思います。

まずPM-200efをご使用のお客様はアンフィニのピックアップと組み合わせてご使用
頂いている方が多いと思います。

そこでまず基本形としてコンタクトピックアップとマグネティックピックアップは
アンフィニでお渡しする際の基本セットとしては50:50マグネティックとコンタクト
ピックアップはほぼ同出力が得られるようにプリセットゲインをセットしていますので
まずご自身のギターの基本サウンドが出るボリューム位置は、CNT、MAG、MASTER
の3つのボリュームは全てフルの状態が基本です。



実は多くの方は一般的な慣習なのか12時の位置を基本考えてしまうことが多いのです。
実際の現場や、お客様よ路お預かりした際に実際に使用しているボリュームのまま
お送りいただく事が多いのですが拝見すると多くのお客様が12時の位置を標準位置
として使用している事がうかがえます。

PM-200やM-factory PM-7は一般的なボリュームカーブでは無くミキシングコンソール
と同じくCカーブというボリューム開度が遅れてくるボリュームを採用しています。

一般的にはAカーブやBカーブというリニア特性のボリュームを使っていることが多く
Aカーブの場合はボリュームを回し始めると急激にボリュームが大きくなり徐々に変化
が少なくなる特性を持っています。
その為12時の位置ではボリューム開度は80パーセントほど殆どの音量が出る仕組みです。

Bカーブはリニアカーブという直線的なカーブで12時の位置ではボリュームは丁度半分
と言う形です。

それに対しCカーブはボリュームを回し初めても最初はあまり大きく変化せず、3時
位の位置から急激にボリュームが大きくなります。

その為12時の位置ではボリューム開度は30パーセントほどしか上がっていない形
になります。

と言う事で12時の位置で使っている場合大きな抵抗が信号に挟まっている
感じになります。

PM-200efはプリゲインが適正な場合CNT,MAG,MASTERの全てのボリュームが
全開になっているときにコンシューマゲインの規程レベルである-10dBとなるように
調整してありますので、この状態で何も抵抗のない最もピュアなサウンドが得られる
と言う形です。

もしボリュームを絞って使用している場合は思い切ってボリュームをキッチリと上げて
使ってみて下さい。

きっと抜け、ダイナミックレンジ全てにおいて一皮剥けたサウンドになります。

先ずはこの状態を基本に好みのバランスを見つけてみて下さい。

例えば



このセッティングはコンタクトピックアップを中心に音を組み立てています。
マグネティックは低域の厚みや太さを出すためのサブウーファー的な要素として使用します。

押尾コータロー氏などの比較的自然なナチュラルなサウンドを出したい場合はこの
セッティングを基本として考えて行くとよいでしょう。
またフォークソングなどの生ギターの鳴りに近いサウンドが欲しい場合もこの形で
もう少しMAGの割合を減らしても良いですね。

それに対し今度はマグネティックを中心にした例です。



この場合はマグネティックピックアップを基本のピックアップとし、サウンドのコアは
マグネティックで作ります。
コンタクトはマグネティックで不足する「キラッ」とした倍音を補足するために
使用していく形ですね。
その為コンタクトの不要な低域は少しカットしていくとばらんすバランスが取りやすく
なります。

岸部氏を始め優しいタッチの柔らかくプレーン弦の太めのサウンドが欲しい場合はに
参考にしていただくと良いでしょう。
西村歩氏などの特徴的な親指で弦を叩く「チャッ」と言うアクセントフレーズを
強調したい場合はCNT(コンタクト)のベースをもう少しカットしても良いでしょう
そうすることで弦のアタック音が強調されニュアンスが出しやすくなります。
コンタクト側で減少する低域はマグネティックのBASSをブーストすることで
追いなっていくと良いバランスになりますので好みのバランスで調整をしてみて下さい。

またベースやドラム、キーボードが入ったバンドスタイルでの使用では生音に近くなるほど
マスキング効果でギターの音がすわれてしまうため敢えて異質であるマグネティックを主体に
していくとアコギというおおくくりのギターの存在感が失われないで使えます。

もちろんそれぞれのトーンバランスはギターや求めるサウンドによってまちまちなので
そこは好みで調整を楽しんで下さい。

プリアンプ側でキッチリとゲインを出力することでエフェクタのかかり具合も大きく変化
します。

特にリバーブについてはゲイン管理がとても重要ですので入力ゲインが付いていない
RV-7やコンパクトタイプのリバーブをご使用の方は是非実践してみて下さい。

リバーブのかかり方が劇的に、とても気持ちよく変化するはずです。


あと上記の特性を知った上でボリュームを敢えて下げて使う方法もあります。
敢えて下げる事で抵抗を増やし音の輪郭を鈍らせていく、例えば高域の倍音が
少しうるさいなと感じる場合はほんの少し抵抗を増やすことでぎらぎらとした倍音を
少し制限することが出来ます。
但しこれは上記特性を踏まえた上で使われることをお勧めします。

先ずはギターの特性を十分に使い切ることを基本として行った上でアレンジを楽しんで
見て下さい。

あと重要なご注意が一つ!

PM-200efの背面には、チューナ−への電源供給を行うDC9Vの電源出力端子
が装備されています。

この端子は容量が小さく一般的なチューナーへの電源供給程度の容量となっていますので
リバーブや各種電力を消費するエフェクタへの電源供給は絶対
に行わないで下さい


電源消費が大きくなるとPM-200efのDV9V出力のレギュレータが焼けて破損して
しまいますので接続はチューナーのみの接続として下さい。

※DC出力が破損しても電源部分は回路が独立していますのでPM-200本体の機能へは
障害が発生する事はありませんがチューナー以外の接続は行わないで下さい。

基本的な部分を知ってベストなサウンドで楽しんで下さいね!
| 雑学編 | 16:23 | - | trackbacks(0) |
今日も雨!
 今日の土曜日も雨、ここのところ雨が続きます
花粉の影響も軽くなるかと思えば全くそんな気配はなく、全開で鼻水、くしゃみと
格闘しています。

合わせて牛骨の切り子やエボニーの粉でも同じようなアレルギー反応が出てしまい
工房では一日中くしゃみが止まりません〜

耳鼻科に行ってお薬を処方してもらっているのですが劇的な改善はありません。
何とかならない物だろうか・・・・・

さて前回塗装についての雑学を書きましたが結構反響がありました。

NET上でもいろいろな意見が交換されていたり、書き込みがあったりと迷う要素が
満載です。

どれを信じるかは自由ですが結構恐い意見も合ったりするので注意して下さいね。

しかし困った場合も有ります。
どういったお手入れがよいかというご質問をされて、店主は持論としての考えを
出来るだけ丁寧にお答えしていますが、「いやNETではこう書かれている。」
「誰々にこう言われた。」ということでご納得いただけないという方もいらっしゃいます。

それはそれで仕方ありませんが、聞くからには聞く姿勢を持って聞いていただける
と嬉しいです。

言ったことを頭から否定されるとお答えをする方としてはお答えに困ります。
というかお話しできません。

実際楽器の取り扱いには100%の正解というものが無くルシアーやリペアマン、プレイヤー
それぞれに視点が違いますので言う事もばらばらです。

一番恐いのはいろんな意見がちゃんぽんされて視点がずれた状態で広まってしまうこと
なんですね。

以前あるサイトでこんな意見を見ました、少し前アンフィニでも取り上げたネックジョ
イントに紙のシムが入っていると言う事を取り上げた際、「紙のシム=悪」と言う
書き込みがかなり多くありました。

そのサイトでは意見として紙のシムが入っているからと言っても問題は無い。
ネックのジョイントに少しぐらい隙間があっても問題が無いからやっているんだ
ネックジョイント自体それほど重要ではないのだ。

と書かれていました。

もちろんそれぞれのとらえ方なので否定するつもりはありませんが。
店主の考えとしてはネックジョイントは大変重要です。

実際止まっているけど隙間の沢山有るジョイントと、隙間なくキッチリと治まっている
ジョイントでは振動の伝達特性ががらっと変わります。

これはエレキギターでも同じでストラトのようなデタッチャブルネックのギターでも
ジョイント部分の余分な塗装を除去しフラットを出してネック部との接合を面にする
ことでそのサウンドは大きく変化します。

但しそれがよい音と感じるかそうでないかはとらえ方違いになるので難しい所です。

問題なのは紙が入っていると言うことでは無くその隙間に対する処理の仕方
であると言う事。

ほんのわずかな隙間で紙一枚でぴったりと来る場合は紙のシムでよいのです。

これまで見てきた物の殆どは紙一枚では埋めきれない隙間に気休め程度に
入った状態で「隙間を接着材の固まりで塞いでいること」が問題なのです。
結果として木部画面で接地していない、接着材だけで止まっている事
これが大きく問題となります。

しかしこの部分のお話しはは見てくれていないことが多く、紙のシムが入っている→
だめじゃ〜ん と言う状態です。

現在ネットでの情報が沢山、簡単に手に入りますがどの情報が正しいのか
自分にとって適しているのか、うまく見つけ出していく必要があるのではないかと
思うこの頃です。

あともう一つ、これは気分を悪くされるお客様も少なからずいるかもしれません。
だけど敢えて書きます。

アンフィニは、見て眺めるだけのギターには触りたく有りません。
細かい傷ばかりを気にするだけで、サウンド確認を全くしないというお客差が
ごくまれにいらっしゃいます。
そしてあそこの角度が何度、何ミリと全て指定されて来るのですがその通りでは
良さが生きてこないというご説明をしても頑として聞き入れていただけないのに
サウンドが予想通りいかないとご不満を他でぶちまけるという事があります。

正直言って寸法指定、形状や作業内容の指定で作業を行うのであればアンフィニで
ある必要は有りません。

アンフィニのポリシーはそのギターの個性を引き出してあげること。
それにつきます。

またご自身のギターを他のメーカーの他のモデルのような音に仕上げて欲しい
と言うご希望には添いかねます。

簡単に言えばそのギターを手に入れた方が満足度は高いと言えます。
サウンドバランスや演奏性といった部分ではある程度近づけるとは可能ですが
音自体をそのギターに似せることは構造の面やキャラクターの面から難しく
せっかく買ったそのギターの個性を認めないと言う事になります。

逆に言えば何故そのギターを買ったのかさえ疑問になります。

是非ギターと対話してそのギターが鳴りたがっている音、個性を伸ばしていけるような
チューンナップ、それと一番大事なのはその個性を出すことの出来る演奏技術
この2つが重なってこそよいサウンドが実現できます。

どちらがかけても100%にはなりません。

もちろんギターを眺める、これも趣味の一つとして否定するべき物ではありませんが
それはそれとしてどうかギターを触って、そして弾いて、音を出してあげて欲しいのです
綺麗に手入れするのと、傷を付けないようにするのは違います。
傷を気にするなと言うことでは有りません。

一生の友としてギターとつきあってあげられれば嬉しいですね!

う〜ん何を書いているのかが分からなくなってきましたね。
ここらで一旦締めておきましょう。





| 雑学編 | 13:03 | - | trackbacks(0) |

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