Workレポ〜店主の言いたい放題〜

作業レポートをお届けします
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今日も雨!
 今日の土曜日も雨、ここのところ雨が続きます
花粉の影響も軽くなるかと思えば全くそんな気配はなく、全開で鼻水、くしゃみと
格闘しています。

合わせて牛骨の切り子やエボニーの粉でも同じようなアレルギー反応が出てしまい
工房では一日中くしゃみが止まりません〜

耳鼻科に行ってお薬を処方してもらっているのですが劇的な改善はありません。
何とかならない物だろうか・・・・・

さて前回塗装についての雑学を書きましたが結構反響がありました。

NET上でもいろいろな意見が交換されていたり、書き込みがあったりと迷う要素が
満載です。

どれを信じるかは自由ですが結構恐い意見も合ったりするので注意して下さいね。

しかし困った場合も有ります。
どういったお手入れがよいかというご質問をされて、店主は持論としての考えを
出来るだけ丁寧にお答えしていますが、「いやNETではこう書かれている。」
「誰々にこう言われた。」ということでご納得いただけないという方もいらっしゃいます。

それはそれで仕方ありませんが、聞くからには聞く姿勢を持って聞いていただける
と嬉しいです。

言ったことを頭から否定されるとお答えをする方としてはお答えに困ります。
というかお話しできません。

実際楽器の取り扱いには100%の正解というものが無くルシアーやリペアマン、プレイヤー
それぞれに視点が違いますので言う事もばらばらです。

一番恐いのはいろんな意見がちゃんぽんされて視点がずれた状態で広まってしまうこと
なんですね。

以前あるサイトでこんな意見を見ました、少し前アンフィニでも取り上げたネックジョ
イントに紙のシムが入っていると言う事を取り上げた際、「紙のシム=悪」と言う
書き込みがかなり多くありました。

そのサイトでは意見として紙のシムが入っているからと言っても問題は無い。
ネックのジョイントに少しぐらい隙間があっても問題が無いからやっているんだ
ネックジョイント自体それほど重要ではないのだ。

と書かれていました。

もちろんそれぞれのとらえ方なので否定するつもりはありませんが。
店主の考えとしてはネックジョイントは大変重要です。

実際止まっているけど隙間の沢山有るジョイントと、隙間なくキッチリと治まっている
ジョイントでは振動の伝達特性ががらっと変わります。

これはエレキギターでも同じでストラトのようなデタッチャブルネックのギターでも
ジョイント部分の余分な塗装を除去しフラットを出してネック部との接合を面にする
ことでそのサウンドは大きく変化します。

但しそれがよい音と感じるかそうでないかはとらえ方違いになるので難しい所です。

問題なのは紙が入っていると言うことでは無くその隙間に対する処理の仕方
であると言う事。

ほんのわずかな隙間で紙一枚でぴったりと来る場合は紙のシムでよいのです。

これまで見てきた物の殆どは紙一枚では埋めきれない隙間に気休め程度に
入った状態で「隙間を接着材の固まりで塞いでいること」が問題なのです。
結果として木部画面で接地していない、接着材だけで止まっている事
これが大きく問題となります。

しかしこの部分のお話しはは見てくれていないことが多く、紙のシムが入っている→
だめじゃ〜ん と言う状態です。

現在ネットでの情報が沢山、簡単に手に入りますがどの情報が正しいのか
自分にとって適しているのか、うまく見つけ出していく必要があるのではないかと
思うこの頃です。

あともう一つ、これは気分を悪くされるお客様も少なからずいるかもしれません。
だけど敢えて書きます。

アンフィニは、見て眺めるだけのギターには触りたく有りません。
細かい傷ばかりを気にするだけで、サウンド確認を全くしないというお客差が
ごくまれにいらっしゃいます。
そしてあそこの角度が何度、何ミリと全て指定されて来るのですがその通りでは
良さが生きてこないというご説明をしても頑として聞き入れていただけないのに
サウンドが予想通りいかないとご不満を他でぶちまけるという事があります。

正直言って寸法指定、形状や作業内容の指定で作業を行うのであればアンフィニで
ある必要は有りません。

アンフィニのポリシーはそのギターの個性を引き出してあげること。
それにつきます。

またご自身のギターを他のメーカーの他のモデルのような音に仕上げて欲しい
と言うご希望には添いかねます。

簡単に言えばそのギターを手に入れた方が満足度は高いと言えます。
サウンドバランスや演奏性といった部分ではある程度近づけるとは可能ですが
音自体をそのギターに似せることは構造の面やキャラクターの面から難しく
せっかく買ったそのギターの個性を認めないと言う事になります。

逆に言えば何故そのギターを買ったのかさえ疑問になります。

是非ギターと対話してそのギターが鳴りたがっている音、個性を伸ばしていけるような
チューンナップ、それと一番大事なのはその個性を出すことの出来る演奏技術
この2つが重なってこそよいサウンドが実現できます。

どちらがかけても100%にはなりません。

もちろんギターを眺める、これも趣味の一つとして否定するべき物ではありませんが
それはそれとしてどうかギターを触って、そして弾いて、音を出してあげて欲しいのです
綺麗に手入れするのと、傷を付けないようにするのは違います。
傷を気にするなと言うことでは有りません。

一生の友としてギターとつきあってあげられれば嬉しいですね!

う〜ん何を書いているのかが分からなくなってきましたね。
ここらで一旦締めておきましょう。





| 雑学編 | 13:03 | - | trackbacks(0) |
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