Workレポ〜店主の言いたい放題〜

作業レポートをお届けします
R-Zeroは如何?

JUGEMテーマ:日記・一般

 

いや〜ブログの方は本当にしばらくぶりで申し訳ありません。

 

どうしても気軽に投稿出来るフェイスブックに行ってしまいがちです。

 

少しづつこちらの方にもしっかりと書き込んでいきたいと思います。

 

さてしばらくぶりですが、アンフィニオリジナルの製品、ギター用

プリアンプシリーズ、R-Zeroの方も少しづつですが、皆さんに知って

いただく事が出来るようになってきました。

 

4年前R-Zeroをリリースした際には余りにも高額な価格に、冷ややかな

コメントも多く落ち込んだこともありましたが、その音の良さというか

正確な再現性に興味を持っていただく事が出来、プロのアーティスト様を始め

アマチュアの皆様においてもご使用いただける事が増えてきました。

 

これはとても嬉しいところです。

 

そしてプレイヤーの要望などから、R-Zero Conceptシリーズという形で

R-Zeroの優れたヘッドアンプを抜き出し単体の製品化をしたBatteryを

リリースしました。

 

このBatteryは単に小型と言うだけでは無くR-Zeroと言う名前を使う以上、

一切の妥協をしたくないと言う事から、細部をモデファイ。

特に電源に関しては9Vと言う制約の中でも最高のパフォーマンスを出せるよう

アレンジをしました。

 

その甲斐もあってこのサイズのヘッドアンププリアンプの規範となり、

似通った製品が相次いでリリースされる事になったというのもその現れだと

思っています。

 

そして、同じコンセプトシリーズで実は最も拘ったのがFidelity D.I.いわゆる

ダイレクトボックスです。

 

現在流通している製品で音の良い物は沢山あります。

しかしアンフィニが考えるというか実際のスタジオレコーディングで求める

所とは少し違うと感じていると言う事もありました。

 

そもそもD.I.とはノイズに影響を受けやすいアンバランスシグナルを、

ノイズに負けないバランス・シグナルに変換を行う変換器。

本来はなくても良い物ですが、場合によっては無いと困る。

とっても複雑な機器でもあります。

 

そしてこのD.I.も時代の流れにより目的と思想も変化してきました。

原音忠実型と、サウンド嗜好、楽器や目的により選択肢も多岐にわたります。

 

しかし現場や接続する機器によって音質は変化してしまうのは少し問題です。

 

その問題を出来るだけ排除したいと言う事から環境の変化に弱い

トランスフォーマーを用いないフルアクティブタイプとして、いかなる

インピーダンス変化にもびくともしない安定した特製を誇ります。

 

さらに搭載されたパッシブフィルターにより多彩な特製を創り出すことが

出来る画期的なD.I.なのです。

 

現在多くのプリアンプ製品にもD.I.出力という形でバランス出力を備えた

製品が多々ありますが、その価格故にどうしてもお飾りというかおまけ的な

要素が強く思えます。

とはいえ無駄と言うことでは無く、それを含めた製品のキャラクターと

言う事も出来ます。

 

しかし音質、レンジ感どれをとっても単体製品には及ばないと言う事も

事実ではありますね。

 

R-ZeroにはこのFidelity D.I.のベースとなる高性能なD.I.が内蔵されており

高品位なバランス出力が可能となっています。

これは最新の機器R-Zero Travelerシリーズにもアレンジを変えて搭載されており

完全プロスタジオレベルのゲインを持つR-Zero ゲインを持たないFidelity D.I.

そしてライブハウスでの使い良さを中心にコンシューマーゲイン(ラインレベル)と

Micゲインに対応した出力のTravelerその全てにおいて、アーティストが創り出した

信号を可能な限り忠実に再現をします。

 

音を創るのはアーティストの指先、思い、それを音という形で送り出す

忠実度を持つR-Zeroシリーズ。

 

是非一度お試し頂きたい、アンフィニの代表作です。

 

R-Zeroシリーズはライブなどの実戦でお試しいただく事が出来ます。

ライブなどで使用してみたい、自宅で使い倒してみたい、全てOKです。

 

貸出期間は2週間前後を目処にお貸し出ししていますので、是非活用してみて下さい。

 

もちろん買えないけれど使って見たい、と言うのもOKです。

 

ご質問などもお気軽にお待ちしていますのでご遠慮なくどうぞ!

 

R-Zero Travelerシリーズについては台数40台限定ですが48回までの

クレジット金利が0%の無金利ローンでお求め頂けます。

さらにボーナスのみの最大6回までのクレジットも同じく金利0%

金利はアンフィニが負担いたします。

 

是非この機会にご検討下さい。

 

決断のためのお貸し出しも大歓迎です。

貸出機はTraveler QUATTRO 4台 PENTA 2台をご用意していますが

随時お貸し出しを行っておりますので場合により順番待ちとなる場合が有ります。

お近くのお客様については弊社でもルームでの試奏をお勧めいたします。

もちろん来たから買わなければいけないと言う事はありませんのでお気軽に

ご相談下さい。

 

ご相談お待ちしております!

| 店主のひとこと | 01:17 | comments(0) | - |
本年も有り難うございました、2018年に向けて。

アンフィニカスタムワークスも10年を無事に超えることが

出来ました。

ひとえに皆様のご支援のおかげであると感じております。

 

そして今年も一年間有り難うございました。

目標であったR-Zeroの小型化というプロジェクトも3年半越しで
何とか実現をすることが出来ました。

R-Zeroの開発を含めて10年半時間をかけて試行錯誤を繰り返し

幾度となく繰り返してきた協力工場とのディスカッション、

そしてプレイヤーの実戦テスト。

どれがかけてもR-Zeroは誕生出来ませんでした。

 

その力を頂いた皆様と、そのアイディアを提供していただきました
全てのアーティスト、プレイヤーのおかげと感じております。

全てのお客様、プレイヤー、アーティスト、そして関係メーカー
代理店の皆様に感謝して、又来年に向けて気持ち新たに
頑張りたいと思います。

 

今年は本当に様々な事がありました。
良いこと悪いことを含め全てが自分の実になる事と考え
頑張って来ました。

特にここ数年力を入れてきたアンフィニ初の自社製品である
R-Zeroコンセプトシリーズは、プロフェッショナル、アマチュア
問わず、リアルな音を求める皆様にご支援いただく事が出来ました。

こんな高価な製品は売れないと揶揄されて事も有りました。

確かに今までのアコギ製品ではあり得ない高額なそして使いづらく

でかい・重い・高いの3拍子を拝名することとなりました。


DMで強烈な批判を受けたこともあります。

 

しかし一切を曲げること無く、信念を貫いてきました。

求める物は一つ、アンフィニが考える基本となるサウンドを
全てのプレイヤーに知って欲しい、それをリスナーに届けること。
プレイヤーが紡ぎ出すサウンドを、そのままリスナーに届けること。
一切の加工、ギミックは加えないこと。
言葉は違いますがその結果結論は全て同じゴールを目指すこと。
これのみを重視して製品を作りました。

クオリティーもその性能の一つであると考え、「物は壊れる」
これは絶対的に起こる現象ではあります。
しかし「極力壊れない」この理想に少しでも近づけるように
「造る」これを理念として掲げてきました。

徹底した品質管理と、徹底した検品体制を経てお届けをする
これまでもそしてこれからも変わらず行うアンフィニの基本
です。

製品作りはここで一段落し、来年は本来の仕事、「チューンナップ」
と言う原点に1度立ち返り、沢山のギターの健康と、性能を
引き出すと言う事を中心にやってまいりたいと思います。

製品を作ると言う事はアイディアを出すだけでは成り立ちません。
ユーザーがどういう風に使うのか、どういった機能を求めるのか
どうしたら希望するサウンドと操作性が得られるのか。

自己満足では無く(もちろん自己満足も含めてですが)、如何に
使って貰えるように出来るか、などなど、とても長い時間をかけて
作り上げなくてはなりませんでした。

そういった中最も大切にしなくいてはならない、本業である
チューンナップの仕事をおろそかにしてしまっているのでは
無いかと言う思いもありました。

ここで製品の開発を一旦一段落させることで製品開発のスタンス、
ギターへの向き合い方などのバランスを見直し、クオリティーを
引き上げる事への努力を行う年にして行きたいと考えております。

無事にこの一念を送ることが出来たことを皆様に感謝すると
共に、来年も頑張りたいと思います。

皆様への感謝を込めてご挨拶とさせていただければと思います。

2017年一年間本当に有り難うございました。

 

2018年も皆様の音楽ライフが楽しいものでありますように!

 

アンフィニカスタムワークス代表 藤岡光徳

| 店主のひとこと | 13:01 | comments(0) | - |
チューンナップ及びリペアお預かり一時休止のお知らせ!

フェイスブックへの投稿ばかりでブログへの掲載が滞っており申し訳御座いません。

最新情報はフェイスブックの方で更新をしておりますのでご覧下さい。

 

さて本日はお詫びのお知らせで御座います。

 

かねてよりご予約の方を多くいただいておりましたが、

本年に入り、急激にご依頼の件数が増えてしまい、

順次お預かり作業をしておりますが、

どうしても遅れが生じてしまい、

お預かりの期間が長くなってしまっております。 

 

連日、午前2時3時まで作業を行っておりますが、

なかなか追いつけない状況となっております。

 

その為お受け入れに関しての催促のご連絡に対してのご回答も

明確なお答えが出来ない状況で大変申し訳なく思っております。

 

そう言ったことから、現在お預かりをしている楽器のお返し

並びにご予約のお待たせをしてしまっているお客様のお受け入れ

時期が確定出来るまで、当面の間、ご相談並びにご予約は受付のみと

させていただきます。

 

又、ご予約に際しても、現在お預かり時期をいつという明確な

ご回答が出来ないため、ご予約をいただいた後、

当方より受け入れのご案内メールが届くまでお待ちください。

現在すでにご予約をいただいているお客様につきましては、

順番が来次第ご案内させていただきますので、

今しばらくお待ちください。

 

ご相談、ご予約につきましては、随時お受けいたしますが、

再調整以外のお受け入れに関しては、上記事情により、

しばらくの間、お受け入れお預かりを休止させていただきますので

ご理解の程、宜しくお願いいたします。

 

仕上がったギターの再調整につきましては、

別途ご相談いただきますようお願いいたします。

 

当面の間大変ご迷惑をお掛けいたしますが

宜しくお願い申し上げます。

| 店主のひとこと | 23:03 | - | - |
大きなリペアの受付について!
新年如何お過ごしでしょうか!

初っぱなからで恐縮なのですがリペアについてのお願いです。

アンフィニではリペアの方も行っておりますが、年末より
全ばらしに近い大きなリペアのギターが多くなってしまい
当面大きなリペアの作業をお受けすることが難しい状況と
なってしまいました。

大変申し訳ございませんが、しばらくの間塗装を含む大きな
修復作業が伴うリペアについてはお受けすることが出来ません。

お受けするにしてもかなりお待たせする事となってしまいますので
ご了承いただけますようお願いいたします。

お待ちいただける場合は上記をご理解の上ご相談頂けますよう
お願いいたします。

大変申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。

チューンナップ、小さなリペア、ピックアップ関連はこれまで
通り受け付けていますのでご相談お待ちしています。


あとご相談にあたり、無記名、ご連絡先の無いメールが大変増えております。
ご返事をするにも困ってしまいますので、最低でもお名前とご連絡先
(ご連絡が付くお電話番号)
を添えてご質問いただけますようお願いいたします。
又価格のみの聞き周りのメールにはお答え出来かねますのでご了承下さい。




 
| 店主のひとこと | 23:21 | - | - |
大きなリペアの受付について!
新年如何お過ごしでしょうか!

初っぱなからで恐縮なのですがリペアについてのお願いです。

アンフィニではリペアの方も行っておりますが、年末より
全ばらしに近い大きなリペアのギターが多くなってしまい
当面大きなリペアの作業をお受けすることが難しい状況と
なってしまいました。

大変申し訳ございませんが、しばらくの間塗装を含む大きな
修復作業が伴うリペアについてはお受けすることが出来ません。

お受けするにしてもかなりお待たせする事となってしまいますので
ご了承いただけますようお願いいたします。

お待ちいただける場合は上記をご理解の上ご相談頂けますよう
お願いいたします。

大変申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。

チューンナップ、小さなリペア、ピックアップ関連はこれまで
通り受け付けていますのでご相談お待ちしています。


あとご相談にあたり、無記名、ご連絡先の無いメールが大変増えております。
ご返事をするにも困ってしまいますので、最低でもお名前とご連絡先
(ご連絡が付くお電話番号)
を添えてご質問いただけますようお願いいたします。
又価格のみの聞き周りのメールにはお答え出来かねますのでご了承下さい。




 
| 店主のひとこと | 10:25 | - | - |
あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます。

アンフィニカスタムワークス2016年の営業をスタートいたしました。
気分新たにがんばりたいと思いますので本年も宜しくお願いいたします。

今年も沢山の出会いを楽しみにしております。
これまで通り、チューンナップを基本にピックアップ周りまで
入り口から出口までのサポートを行ってまいります。

今年からのアンフィニカスタムワークスにご期待下さい。

2016年1月5日

アンフィニカスタムワークス 藤岡光徳
| 店主のひとこと | 10:14 | - | - |
今年も有り難うございました!
皆さん年末如何お過ごしでしょうか?
昨日仕事納めの方も多かったことと思います。
アンフィニカスタムワークスも、本日より4日までお休みとさせていただきます。

少し長めのお休みはアンフィニ開設以来初めてですが、しっかりと身体を休めて
来年から又バリバリと頑張りますので宜しくお願いいたします。

今年はR-Zeroも飛躍の年となり、少しづつではありますがご使用いただく
アーティストも増えてまいりました。
音を作らない、創る事が出来ると言う一つのコンセプトがご支持いただけるように
なってきたということがとても嬉しい出来事でした。
サウンドメッセでは新しい製品Fidelity D.I.をはじめBatteryのほうも沢山の
お客様に見ていただく事が出来ました。
現在アンフィニが取り組んでいるサウンドの方向性に自信が持てた2日間でした。
そして会場でデモ演奏をしてくださいましたアーティストの皆様にもこの場をお借りして
あらためてお礼申し上げます。
さらにご来場いただきました皆様にもお礼申し上げます。
有り難うございました。

そしてロープライスながら素晴らしい製品であるepasシリーズを製造してくださいました
PAS中本氏には本当に感謝しております。
まだまだ新しいアイディアにお付き合いいただければと思います。

epasは、現在吉田山田の吉田結依君をはじめ、池田聡氏、アニソンの影山ヒロノブ氏(
ドラゴンボール、聖闘士星矢)、遠藤正明氏(爆竜戦隊アバレンジャー、ガオガイガー)、
きただにひろし氏(ワンピース)、福山芳樹氏(マクロス7)などの歌物のアーティストを始め、
井草聖二氏、伍々慧氏、、その他多数のソロギタープレイヤーなど、歌物、ソロギターを
問わずに使用していただける素晴らしい製品に仕上がりました。
来年はさらに素晴らしい製品が送り出せる予定ですのでご期待下さい。

そしてアンフィニカスタムワークスを初めて早10年、サラリーマン時代からこの屋号を使用して
そこからだともう28年ほど。

副業として音楽雑誌関連の誌面編集のお仕事や、業務用音響機器の日本語マニュアル。
テイラーギター(YMT時代)の日本語マニュアル、音楽用ソフトウェアのローカライズ
やマニュアル製作、そしてアーティストのための機材のカスタマイズなどなど、音楽に
携わる仕事を数多く行ってきました。

そして根幹の仕事となるギターのチューンナップを本業として10年という歳月を
過ごすことが出来ましたので、ひとえに多くの皆様の応援があったからこそと思います。

まだまだ至らない部分、配慮が行き届かない部分も沢山有ります。
そう言ったことでご不快な思いやご不便をおかけしてしまったことも沢山有ります。

それでも支えてきていただきました皆様には本当に感謝をし尽くしても足りません。

来年からは、さらに精進し、皆様に喜んでいただける仕事が出来るよう気分を
一新し頑張っていきたいと思いますので、来年からのアンフィニカスタムワークス
にご期待いただければと思います。

それでは皆様良いお年をお迎えいただきますよう!
来年も又楽しいギターライフが送れますよう!
願いを込めて

アンフィニカスタムワークス 代表 藤岡光徳
| 店主のひとこと | 13:40 | - | - |
冬期休業のお知らせ!
今年もあともう10日!

皆様あと少し頑張りましょう!
アンフィニもおかげさまで今年も、忙しい日々を過ごすことが出来ました。
ひとえに皆様のご支援があったから頑張れました。

一人で作業を行っておりますため仕事の方も遅れ送れになってしまい
本当に皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありません。

しかし少しでも納得がいくような作業をしたいと考えて手を抜かずに頑張っておりますので
お待ちいただいているお客さには大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、しばらく
お待ちいただければと思います。

本年度はいろいろな出来事がありました。
大きな出会いもありました、しかし年末には大きな別れもありました。
嬉しいこと悲しいこと沢山ありました。

でもそれぞれが大切な出来事と言う事でこれもまた時間を、そして年を重ねる上では
必然なのだと考えます。

サウンドメッセの方も1年ぶりに出展が出来、多くの皆様にアンフィニの製品を
ご覧いただく事が出来ました。
R-Zeroの方も新しいユーザーが増え嬉しい限りです。

これからの良い製品作りを、そして良い調整が出来るよう精一杯頑張りますので
宜しくお願いいたします。

年末年始につきましては従来はぎりぎりまで営業し、新年は3日より開始とさせて頂いておりましたが
本年度は少し片付けと環境作りを行いたいと考え、12月28日より1月4日までをお休みとさせていただきます。
少し身体の方も休めパワーアップして行きたいと思いますので宜しくお願いいたします。

 
| 店主のひとこと | 01:59 | - | - |
R-Zeroを振り返って 〜 Batteryへ繋ぐ思い
皆さんめっきり寒くなりましたね。
さあ今週末は大阪ATCホールで開催のサウンドメッセがいよいよ始まります。

アンフィニカスタムワークスも今年は出展しますので、ご来場の際は
是非ブースの方へお立ち寄り下さい。

アンフィニのブースは向かいにヤマハ、右はギブソンと、強大なメーカーに
挟まれてこぢんまりとブースを構えますのでどうか通り過ぎないようお願い
申し上げます!

アンフィニは弱小工房なので一年おき程度しか出展が出来ません。
前回は2年前、でした。

そのサウンドメッセでアンフィニのプリアンプR-Zeroを発表いたしました。
それから約二年の間に、少しづつ少しづつR-Zeroのユーザーが増えて
そのサウンドを聴いていただける機会が増えてきました。

特に若手のアーティストさんが求めるオリジナリティーを優先したとき
R-Zeroはその特性が発揮出来ると思っています。

リリース直後は、その特性を表現したくて一所懸命にアピールをしていました。
しかし、その反面個性があることは悪いことでは無いと言うコメント
等も頂戴しました。

でも他と違うことをしたかったのですから、他との違い、他では得られない味付けの無さを
強調したいんですね。
そしてこの2年でその考えは間違っていなかったという自信が持てました。
価格はまあ好き勝手やって納得がいくまで試作を作り双頭に開発費をかけてしまいましたので
高くなってしまいましたが、それはそれだけの苦労をしたという現れだと考えて頂くと
嬉しいですね。
でもそのお客様が言っているように、味付けがあるからこそ良いと言うものもあります。
例えば店主はオベーションというギターがとても好きなのですが、ハッキリと言って良い
サウンドだとは思えません。
これはオーディオ的にと言う事ではありますが、決して特性的にも優れているとは
思えないんですね。
でも強烈なキャラクターと共に個性的なサウンドはその時代を象徴するサウンドでも有り
ぱっと訊いた瞬間オベーションであることを認識させてくれます。
だからオベーションはエレアコとひとくくりに出来ない、やっぱりオベーション
なんです。
他のエレアコでもそうですね、訊いた瞬間わかる音、それはもうその製品の個性
でもあります。
しかしそんな土俵で戦うのにはためらいもありました。
そういった素晴らしい製品は沢山あります。
そしてそれを望むならば選択肢が沢山存在しているのだと・・・・・・
だから敢えて今までに無かった製品を作ってみたい、これはメーカー時代から
考えていたこと。
開発当初は国内外のプリアンプを手当たり次第試奏、チェック、特性取りをしました。
良いと言われるサウンドの秘密を探って見たんですがこれがもうバラバラ、ハッキリ言って
統一感は皆無なんです。
でも面白いのはピックアップとプリアンプのメーカーを揃えていくと、結構似たような
波形に繋がっていくことが見えてきました。
ピエゾという素子は苦手領域も多く、その使いこなしの上でどうしても固有の特性が
出やすいと言うこと、そのキャラクターをキャラクターを持って制御しようという
形の製品が多いと言う事。
しかしそういった特性はギターそのものの特性を無視して聴きやすく扱いやすいという
最大のアドバンテージを持って受け止められてきました。
でも多くの場合はギターを選ぶのにピックアップ主体で選ぶと言う事はあまりないですね。
ギターの生の音を聴いて選ぶことが大半ではないかと考えました。
そしてピックアップは可能な限り癖を持たない方がギターの個性を生かすことが出来ると
言う事。
これが難しい、ピックアップを製作し始めてから約10年、いろいろな壁にぶつかりながら
少しづつ進化してきました。

ちょっと横道にそれますが、アンフィニでは基本的にパッシブタイプのピックアップを
中心にしてきました。
ピックアップはギター内部にアンプを搭載したアクティブタイプ、アンプを搭載しない
パッシブタイプがあります。
理論的にはピックアップという集音装置から極めて近い所にプリアンプを置いた方が
音像も近く、ノイズにも強いと言う事が明確に言えますので大きなメリットがあります。
もうアクティブ以外は駄目というメーカーもいらっしゃいますね。
でもアンフィニはパッシブに拘ります。

その理由は汎用性、アップグレードの容易さ、いつまでも個性に縛られないと言う事
そして何よりもリーズナブルであること。
というより、アクティブでは名前の通った優秀な製品があったので
同じ土俵に乗りたくないというのが本音かもしれませんね。
またアクティブで専用プリアンプとピックアップの組み合わせは確かに完成形で有り、
素晴らしいと言う事は言えますね。
でも何か縛りがあると感じてしまうこともありました。
パッシブタイプでフォンジャックと言う一般的な形態であればどんなところでも
最低限ギターアンプとギターシールドがあれば取りあえず音を出して演奏することが
出来ると言う事。
もちろん100%の演奏では無いかもしれませんが、演奏出来るチャンスを逃がさない
と言う事はとても重要であると考えました。
そしてアップグレードの容易さ、予算の都合などで高価なプリアンプなどが買えない場合でも
後にギター側の改造などをしなくても外部接続出来るプリアンプを気軽に交換出来る
と言う事。
現在の音楽のスタイルを考えるとすさまじい変化のスピードがあります。
ソロギターだけでは無く、バンドも、デュオもセッションも、欲張りなスタイルに
なってきているかと思います。
そこで選ぶ自由度をと考えるわけですが・・・・

しかしこの考えは時には批判や否定を呼んでしまうこともあります。
自分が作り出したものは、良いとハッキリ言いますが、他のものを否定していると
言うことでは無いんですね。
でも出来たばかりの時は余りのうれしさに良いところばかりを誇張してしまったことが
否定的な要素を生んでしまったのかもしれません。
とはいえメーカーでもありますので宣伝はしていきますよ〜
ちょっと書いていることが支離滅裂になりつつあります・・・

と言う事で前置きがとっても長くなってしまいました。

R-Zeroが発売されてから約2年、今回はそのコンセプトを受け継ぐ製品が2つ
Fidelity D.I.とBattery この2つの製品はR-Zeroの母体からD.I.の機能と
ヘッドアンプの機能を独立させた製品という位置づけですが、単純にそのまま抜き出して
単体かしたと言うことではありません。
ニーズに合わせてアレンジ・改良を加えた製品でもあります。

今回はそのうちBatteryに焦点を当てたいと思います。
実はこのBattery、R-Zeroの開発の当初から構想がありました。
と言うよりこのヘッドアンプから開発がスタートしました。
プリアンプの性能はまずヘッドアンプ、この部分の性能がほぼ全てを支配します。
如何にこの部分の性能を高めることが出来るか、今まであったプリアンプやヘッドアンプの
性能を限りなく比較し、特性やピックアップとの組み合わせをマトリクス化して
チェックを繰り返しました。
その中で気になる部分をそぎ落とし必要なパーツは惜しみなく、いらないものは
ばっさりと切り捨てる、それをコンセプトに、試作機を製作していきました。

始めはシンプルにこんな形で




基板は見えませんが、シングルチャンネルで最低限の機能をテスト用に製作
サウンドチェックを繰り返しました。

何人かのアーティストさんにもこの状態でのサウンドチェックをしていただき
意見を頂きながら調整をしていきました。

そしてその結果をまとめて出来たものがこれ



この時は入力インピーダンスの最適化を取り入れ各ピックアップのインピーダンスの整合が
取れるように調整をしていきました。

この時点でバッファー部分のダイナミックレンジが最大限取れるようにすることで
突発的な入力(ボディタッピングなど)の入力にも対応出来るように設定。

電源も18V駆動でテストを繰り返していきました。

R-Zeroで搭載された機能の多くがここで確認されました。
特にインピーダンスマッチングはピックアップの特性を変化させる要因でも
あることから最適なインピーダンスは何か?
かなりのテストを繰り返しました。


よくピエゾはインピーダンスが高いので5MΩや10MΩ無いと駄目!
なんて言うことが言われます。

まあ高い方が対応範囲が広くなると言う事はありますが、単純に言う事が出来ません。
高すぎるインピーダンスは音色も変化してしまうことが気になりました。
では適正とは?
これが難しいんですね。

これらのヘッドアンプは当初から音を変化させる要因であるFETを使わない
ここは一番最初に決めたこと。
FETを用いる事で超ハイインピーダンスへ対応出来ること、容易にローインピーダンスに
変換出来てしまうので、使いたくなってしまいます。

と言うのも多くのオペアンプは高いインピーダンスが苦手です。
その為オペアンプの対応出来るインピーダンスまで落としてあげる必要があるんですね。
その為に使われるのがFET、魔法の変換器です。
アンフィニではこのFETが持つキャラクターがどうしてもなじめずに使いたくなかったことから
最初に使わないと決めて、オペアンプ選びから始めました。
そしてそれを上手く使うには、設定が大事であると言うことで繰り返しテストを行い
最適な値を導き出しました。

そして出来上がったのがR-Zero。
R-Zeroはツマミの多さからイコライザなどにも注目が集まりますが、実は一番
拘ったのがヘッドアンプ。
ここで全てのサウンドが決まります。
結果としてR-Zeroは色づけの少ない、無味無臭、悪く言えばつまらない音に
仕上がりました。
結構この無味無臭、つまらない音と言う表現は私にとっては最大の褒め言葉と
受け止めています。
だからこそプレイヤーの個性が生きる、エフェクター乗りが良いシビアだけど
実は使いやすいと言う事に繋がってくると思います。

アクティブにはその良さがパッシブにもその良さがありますので、どっちが良い悪いでは無く
使う側の考えで自由に選んで欲しいですね。

さてR-Zeroのサウンドもしっかりと基板が出来たことで前々から構想していた
コンパクトなヘッドアンプの構想が出来上がりました。

R-Zeroは本当にに多機能で至れり尽くせり的なものを目指しましたが、今度は可能なかぎり
機能を排除してみようと。

その間に同様の製品ではepasと言う製品をリリースしました。
これは他社の製品でもぽつぽつ出ていた、調整機能の無いプリアンプ。
アンフィニではヘッドアンプと呼んでいます。
まあ簡単に言えばEQ等の調整機能があるものをプリアンプ、増幅機能に徹した
調整機能のないものをヘッドアンプと呼ぶようにしています。
実は始めはこういった調整の無いヘッドアンプは売れるのだろうかという不安もありました
しかし基本的なサウンドが良ければ、何もいらないのだという確信が持てた製品でもあります。
この製品はとてもリーズナブルで有りながら、内容の濃い製品に仕上がりました。
これはひとえに製造を担当してくれたPASの中本氏の手腕によるものです。

epasが発売されてから1年余り、予想以上に反響が有り驚く結果となりました。
何もいらない。
自信が付きました。

そしていよいよ暖めてきたものが形となりつつありました。
そうBatteryです。
これは元々いい音でワイヤレストランスミッターに信号を送りたい
と言うリクエストから出てきたものです。
最近ではハイインピーダンス対応のトランスミッターも出てきたのですが
やはり音痩せが気になっていたのです。
そこできちんとしたバッファリングをしたうえでトランスミッターに
送り込むと音が良いんですね。
先ずはそれをきちんと行うことを前提に機能を削減。
実際に音を弄るのはワイヤレスのレシーバーを経由したあとで、と言う事になるので
調整機能は必要ないと言う決断です。
その分可能な限りコンパクトに、バッテリー駆動を基本に長時間駆動が出来る
と言う事を第一に考えました。
そして一番の難関は9V駆動でR-Zeroのサウンドを出したい!
ここなんですね。
R-Zeroは±15V、合計30Vのパワーで動かしていますので、トルクになる
電流もたっぷりと流せます。
しかし9Vのバッテリーでは±4.5V合計で9V、昇厚をすれば高電圧に出来ますが
電池寿命が持ちません。
と言う事で工夫を加えて思い切ったことをしています。
感のいい方はこう言うとわかるかも、「今時この方法は無いだろう!」
しかし良いことは不変です。
大正解でした。
敢えてやってみる、これもチャレンジです。
その上でしかも2ch対応でデュアルピックアップが使えることと言う事が必要です。
電気食いますね〜

そして先ずは試作をと言う事でこれが出来ました。


端子からバッテリー迄を一体にまとめました。
同様の製品ではLRバッグスのMixProがありますね。
でもどうしてもそのサウンドには満足が出来ませんでした。
癖が付くんですね。
R-Zeroの優れたサウンドをバッテリー駆動で再現する、ここをポイントに
してモデファイを行いました。

そして実際の舞台での使用などを考慮してそぎ落とすところはそぎ落とし
加えるところは加えると言う事を行い洗練させていきました。

先ずはケースに格納して使い勝手などのチェックとサウンドのチェックを行いました。
それがこの個体



実戦テストも行い使い勝手のチェックも行いました。

サウンド面ではほぼ合格点、やはり大きさと重さ、スタイルが気になります。
市販のケースを使用する以上どうしてもこのぼってり感が出てしまいます。
スタイリッシュなケースもあるのですが、やはり好みに合いません。
と言う事でケースも出来るだけ軽く、スタイリッシュにということでやっぱり
板金から起こしてしまうと言う結果になってしまいました。

それがこのスタイル


R-Zeroで好評だったインプットゲインインジケーターを装備したことで
オペアンプへの信号のゲインを適切に調整が出来ます。
目分量では無く確実なゲイン管理を行う、R-Zeroの機能でもあります。
そしてダイレクトアウトに相当する各入力を独立して出力。
2つのワイヤレストランスミッターを使用する事で独立して信号を送ることが出来ます。
R-Zero使用のユーザーはその信号をヘッドアンプのあと(インサーションのリターン)に
入力することでワイヤレスでもR-Zeroの機能をフルに使うことも出来ます。
そのサウンドはやはりR-Zeroと言う事が言えます。

またBatteryは軽量でハイパワー、キッチリとセットアップされたピックアップであれば
殆ど弄る必要が無いという感覚を感じていただけるかと思います。

そしてもう一つアンフィニは徹底して機器を計測します。
これは理由があります。

音に関して言えば聴感、感覚が優先されますが、瞬間的には音が良いと感じても
特性が悪ければ安定しない、よく聴いてみると荒さがあるんですね。

現在までに日本で販売されているほぼ全ての製品を測定しました。
音が良いと言われている製品でも意外と特性が出ていない物も多くあります。
でも特性がきちんと出ていると全体の部分としてでは無くニュアンスの部分や
細かいところで違いが出てきます。
そしてきちんとそこを押さえると個体差の無いきちんとした製品が出来ます。

「音は特性じゃ無いんだよ」「音楽はそんなとこじゃ無い」と言われることもあります。
でも納得いかないんですね。
個人的には業務用オーディオ機器、ハイエンドオーディオにも数多く
かかわってきました。
計れる物はきちんと計る、目で見る、そして音を聴くその3つがあってこそ
と考えます。

だから高価な測定機器も導入しますし、波形を見るためにデジタルアナログの
機器を駆使して計測するんですね。
その上できちんと聴く。

現在はソフトウェアでのシミュレーションを始め基板のパーターンまでも
コンピューターであらかたこなせてしまえます。
でも最後は人の手、その人手を補助する物差しとしての測定機の使用
全てをバランスさせて出来たものがR-Zero Fidelity D.I. Batteryなのです。

もちろんepas、epas EQ+も徹底的に測定してデータを煮詰めました。
だからこそのサウンド。

自信を持ってお勧めする要因がここにあります。

サウンドメッセでは実際にこれらの製品を展示、試奏が出来ますので
是非アンフィニのブースにお立ち寄り確認してみてください。

翌16日には谷町のホテルライブアーテックスにて内覧会を行います。
サウンドメッセ会場では得られない静かな環境と、ご自身のギターを
お持ち頂ければそのギターを使用してのサウンドチェックも行って頂けます。

サウンドメッセ会場でも招待券をご用意しますので会場で興味を持たれた場合も
お気軽にお声の方をおかけください。

内覧会のあとには新進気鋭のアーティスト矢後憲太氏によるミニライブも開催予定です。
お弁当付きでライブチャージ¥3,000です。



こちらの会場でのお申し込みが出来ますのでお声の方おかけください。

それではサウンドメッセ会場でお会いいたしましょう。

いってきます!













 
| 店主のひとこと | 13:25 | - | - |
チャーリーさんが動画をアップしてくれました!


九州を拠点に美しいサウンドを奏でるチャーリー(逆瀬川剛)さんが、R-Zeroを使用した
素晴らしい動画をアップしてくれました。

素晴らしいサウンドを是非ご覧下さい!

なおチャーリーさんは来る11月14、15日に開催のサウンドメッセ2015のPPステージで
OKAPI君と共にでもステージを行いますので、ご来場の際は是非PPステージの方へも
足をお運び下さい!

 
| 店主のひとこと | 23:47 | - | - |

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