Workレポ〜店主の言いたい放題〜

作業レポートをお届けします
つまみ回してる?
 さっぶいです〜

風邪ひいてませんか〜?

さて今日はちょっぴり雑学
詳しく書くと長くなるので簡単に、簡素に書いていきたいと思います。

最近はピックアップシステムなどを搭載した電気のシステムを使用して
ギターを弾く機会が増えてきましたね。

周辺にはギタープリアンプ、エフェクター、ミキサーなどのオーディオ機器が
ごろごろ転がることになっているはず。

さてこれらの機器の使用していくうちにちょっとづつトラブルが起きてきます。
その代表が多くの皆さんが体験しているボリュームやトーンコントロールなどを
回すと出て来る「ガリガリッ」「ザリザリッ」と言う耳をつんざく不快なノイズ。

ボリュームによってはスピーカーを破損しかねないこのノイズ、結構悩まされます。

M-factoryシステムやPM-200efに採用されているボリュームは20年使っても
殆どこれらのノイズが出にくいパーツを採用しているので殆ど問題ないですが
多くのオーディオ機器は特殊なものを除き秋葉原や日本橋(にっぽんばしと呼んでね)
で数十円から100円程度でかえる一般的なボリュームと同じ品質のものが採用されて
いることが多いです。

そうするとどうしても内部のカーボンの抵抗被膜と接点になっている金属ブラシ
との間に電蝕や酸化皮膜などが形成されてしまうことでガリノイズが出てきます。

昔はボリュームとガリをかけてガリオーム等と呼んでいました。
それほど一般的に起こる症状と言えます。

でもこれは実は一定の条件下で最も発生しやすくなります。
それは何か・・・・・・・

操作しないこと」なんですね!

ボリュームなどの内部接点は結構面精度が荒く小さな点接触の集まりです
ここに電気が通ることで微細なスパークが発生します。
するとその部分には電気が通ることで発生する電食という錆が発生します
すると接点が接触不良となる事でこの忌々しいガリが発生します。

遭難ですボリュームなどのつまみを回さないことでどんどん症状が酷くなって
いくんですね。

良くマーキングなどをして1度調整をしたら動かさないツマミはありませんか?
こういった箇所はガリになりますよ〜
あと使わない場所は回さないと言うことは有りませんか〜
こういった箇所もガリになりますよ〜

なのでちょっと面倒でも使ったらボリュームをゼロに戻す、基準位置に戻す
と言うように使ったら回すと言う事を習慣づけるようにしてあげると
でないとまでは言いませんが「出にくくする」事が出来ます。

ライブの間にこういったガリが出るのは嫌なものです。

あとガリが出たときに良く接点復活剤を大量に吹きかける方も多いですが
これも要注意。

接点復活剤にはオイルが含まれた物も多いのです。
これが曲者!

このオイルが空気中の埃をまとい埃とオイルが徐々に練り合わされて
天然のコンパウンドになるため、接点が摩耗していく事でまたトラブルになる
と言う自体にもなります。

接点復活剤を使用したあとは1度洗浄してあげないと実は駄目なのです。

使い捨ての機材であればまあだましだまし復活剤をかけながら使ってもいいですが
高い機材は寿命を縮めてしまう原因ともなりますので注意が必要です。

ガリ防止にはとにかく操作をすることが重要です。
電源を切ったらツマミを戻す。
全部のツマミを一回しするだけでも大きな効果がありますので
面倒くさがらずに是非実践して下さい。
機材の寿命が格段に長くなりますよ。

あんまり書くとお仕事来なくなるので困りますが、知って楽しく演奏しましょう!
小さな雑学でした〜

いい音が出ると楽しいですよ〜
| お手入れ編 | 21:43 | - | trackbacks(0) |
綺麗にね!
 さあ梅雨も中盤、ちょっと時間を使ってフレット周りを綺麗にしてみませんか?

毎日演奏する方もそうでない方も、演奏しているうちに少しづつ汚れが付着
してしまいます。

特に指で触る指板、フィンガーボードは手の皮脂が付着しやすい場所ですね。
特にフレットの際の部分には垢と皮脂が溜まりやすい部分です。

そのまま放置していても演奏は出来ますが、フレットの表面の酸化は音を濁らせてしまう
原因にもなりますし、フレットの中(指板に打ち込んでいる足の部分)に汗が入り込むことで
さびの発生も起こりフレット浮きなどが起こる原因にもなります。

その為演奏後は出来るだけから拭きで構いませんのでネックを拭いてあげて下さい。

また合わせて弦の裏側も綺麗に拭くようにしてください。

実はこのことは幾度かブログでも取り上げていますがなかなか行わないというか手を
抜いてしまう部分でもあります。

簡単に図解で示します


弾いた後は弦の表からは皆さん拭き拭きしているかと思いますが、弦の裏は拭かないのが
大半です。

しかしそのままほっておくと表は綺麗ですが弦の裏は図のように錆びて凸凹になってきます
そうなると演奏時弦を押さえると何となくビビルというかチリチリとしたノイズが目立つ
ようになってきます。

実はチューンナップをして新しい弦を張ってお返ししてしばらく立つと、「調整をして貰ったのだけどびびるようになってしまったんですが・・・」と言うご連絡が来ることがあります。

そこでギターを持って来てくださいと言う事でお持ちいただくのですがチェックをしてみると
お渡ししたときから弦の交換はしていないと言う事が多いのです。

ではチェックしてみましょう。


ほとんどの場合弦の裏側が錆びて弦を押さえたときに図のように錆がフレットに干渉して
びびっていることが多いです。

なので弦を交換するとぴたっと治ってしまいます。

弦を長持ちさせたい場合は是非弾いたら弦の裏側をクリーニング。
これだけで飛躍的に弦の寿命は延びますので実践してみてくださいね。

それと同時に始めに書いたフレットの際の汚れ、結構溜まると汚くなってきますので
数ヶ月に一度弦の交換のタイミングで構いませんのでクリーニングをしてみてください。


弾いて何ヶ月も経つと大体こんな感じに汚れてきます。

フレットの際の汚れは手垢や皮脂なので洗浄成分の含まれたオレンジオイルや、レモンオイル
或いはぬるま湯に浸して固く絞ったウェスなどで丁寧に拭き取ります。

洗浄成分の含まれたオイルは揮発成分が多いのでそのままにしておくと指板の表面が
白くかさかさの状態になります。

そこで指板のオイルトリートメント。

浸透製の高い粘度の低いレモンオイルなどを少し多めに塗布して小1時間程放置しておきます。


ある程度染み込んだらペーパータオルやウェスで丁寧に拭き取ります。
指板は必要な分だけが染み込んだら入らない分は吐き出してきますので
一度拭いてもしばらく放置してしみ出したオイルも丁寧に拭き取ります。

はい綺麗になりました〜!


フレットも綺麗にお掃除して気持ち良く演奏が出来そうです。

運指もスムーズに音もスッキリとしてくる気がしますね。

さあちょっとだけ時間を掛けて綺麗にして見ましょう!






| お手入れ編 | 15:29 | - | trackbacks(0) |
おひさしぶり〜
 いやいや、忙しいのは良いことだ〜
と言い分けしつつ更新が出来ていないというこの事実
いかんです

さて今日はご質問が多いフレットのお話しをひとつ

アンフィニでもご質問が多い事項3つ

1) フレットは磨いた方が良いの?
2) 擦り合わせは必要?
3) どのぐらい減ったら駄目なの?

と言う事

まず一つ目、フレットは磨いた方が良いのか? 
答えは磨いた方が良い! と言う事
フレットはシルバーニッケル、いわゆる洋銀という素材で作られていますが
ニッケル素材は非常に酸化しやすく、放っておくとすぐに表面に酸化皮膜が
形成されてしまいます。

実はこれが音には大きく影響してしまいます。

もちろん良く使うポジションは常に弦が触れていますので自己研磨されるので
弦が触れている部分「だけ」はぴかぴかな状態ですが、殆ど使わないポジションは
錆やくすみが伴った被膜が出来上がっている事が多いです。

多摩にそのポジションを使おうとすると、アタック、サスティーン、倍音が
なく曇った音になってしまうと感じたことはありませんか?

結構ハイポジションで多いですね。

そこでフレットを磨いてあげるとあっという間にクリーンなサウンドが蘇ります。
全帯域で美しいサウンドがまんべんなく出るようになりますので、たまにはフレットを
磨いてリフレッシュしてあげて下さいね。

あとフレットが汚れていると幾ら弦を交換しても良いサウンドが出ませんので
元の交換タイミングで少しクリーニングしてあげると効果的です。

因みにフレットを磨くには、手軽な物では台所用のスチールウール「ボンスター」
が手軽で安上がりです。

その他軽い汚れの場合はホームセンターで売っている「銀磨きクロス」を使うと
つるつるぴかぴかになりますので活用して下さい。

2番目のフレットの擦り合わせは必要か?
答えは、出来れば行った方が良いです。

何故出来ればか?
基本的にギターは出荷の際、擦り合わせなど必要な調整はされて出荷されています。
その為大きな歪みはありませんが、それでも多くの場合フレットトップの高さの
平面は出ていないことが多いです。

しかし標準的な弦高では問題が出にくいいこともあって、気にしていないと言う事が
殆どです。

しかし演奏性を求めるに当たり弦高を下げていくと、平面が出ていないと、部分的な
バズが目立ってきたり、ビビリが出やすくなるという症状が発生してくる事になります。

そこで擦り合わせの必要性が出て来るのです。

多くの場合はフレットが減ってきたら擦り合わせをするという概念が一般的ですが
、全てのポジションで美しいサウンドを引き出すためにも必要不可欠な調整作業として
考えて行くことも出来ます。


あとフレットアドの位へったら駄目になるのか?
これは答えが難しいんですね。

フレットの高さはまず自分の弾き方や求めるサウンドによっても好みが出てきます。
大まかなサウンドとしては同じ幅のフレットと仮定すると高いフレットは立ち上がり
スピードが高くアタックの表現がし易くなります。
低いフレットは少しサウンドのアタックが弱くなる反面滑らかなサウンドになります。
もちろん非常に細かい部分での表現の違いとなります。

なので高いからイイ、低いから駄目ではなく好みの部分が顔を出してきます。

どのくらい減ってきたら駄目かという部分で一つ言えるのは、弦を押さえて指先が
フレットボードについてしまっているのに弦を押さえている感覚が弱くなってきたら
そのフレットは低すぎると言っても良いかと思います。

フレットが低く上記のような感覚になってくると、手の感覚として弦が押さえられて
いるかどうかが不安になり、無意識のうちに強く押弦しがちになってきます。
そうすると無駄な力がかかってくるのでつかれやすくなると共に、押弦の際の
力でフレットボードをえぐるようになってきます。

感覚としては押弦の際フレットに弦が触れてから指先がフレットボードに
触れるまでの間にしっかりとした押弦感があることが重要と考えていますので
それが無くなった次点が交換の時期と考えています。

まだまだ書き足りませんが続きはまた後日!

少し参考にしていただいてコンディションのチェックやメンテナンスの参考に
してみて下さいね。






| お手入れ編 | 12:51 | - | trackbacks(0) |
アコギのお手入れ2
今日はお手入れ第2弾、お約束のポリッシュやオイルについてです。
オイルの使い方は前回述べましたが、じゃあどんな物を使えばいいか?という
お問い合わせがきたので私が使用している物をメインにインプレッションなどをかいていきたいと思います。
まず前回紹介したレモンオイルなどのオイルですが、私は大まかに3種類のオイルを使用しています。
1つめは一般的に言われているレモンオイルでトーラスからでているトーラスアーミー

トーラス

これは主に乾燥した指板やブリッジに普段使用します。定期的な使用をすることで指板やブリッジのクラックなどを防止します。

次は Dr,Duck'sというオイルワックスでオイルフィニッシュのメンテナンスだけではなく塗装面、金属面あらゆる楽器のメンテナンスに使用できます。粘度が低くさらさらしているので少しの量を広い面積に塗ることで効果が出ます。
アヒル
私の場合は単独では使用しません。
私はこのオイルにスミスのクラシックワックスポリッシュというゼリー状のオイルを混合して使用します。
スミスワックス

これは主にフレットを抜いた後の指板のトリートメントオイルに使用していますが、お預かりしたギターの指板のクリーニングにも使用しています。これで指板やフレットをきれいにしトリートメントをした後レモンオイルを塗り込み最後に磨き上げます。
きれいになって光り輝く指板を見たときはうれしくなりますね。

次にボディ用のポリッシュですが、主に2種類のポリッシュを使用します。
1つは皆さんも知っているマーチン社のポリッシュ(本来ならマーティンと書かなければいけないのですが私の時代は”まーちん”だったのでマーチンと呼ばせていただきます。)
マーチンポリッシュ
これは有名ですね、でも古いギターの場合はちょっと気になることがあったので使用しません。
そこで古いビンテージギターには何を使用するかというと、オイルのところでもでましたがスミスというメーカーのポリッシュを使用します。これは古い塗装でも比較的安心して使用できます。
スミスポリッシュ

このスミスというメーカー、聞き慣れないかもしれませんが実はエレクトリックベースメーカーとしては大変有名で、私も一時期使用していたメーカーさんです。
しかしケミカル用品も大変良い物を出していますので私は好んで使用しています。
問題はちょっと高価なことですね。でも大切なギターを守るためには欠かせない物ですからけちらないようにしましょう。

後ボディを拭くときは直接ポリッシュを吹きかけず、ウェスやクロスに吹きかけてから使用するようにしてください、特に古いギターでクラックなどがある場合そこからポリッシュがしみこんでしまいます。繰り返すと塗装の浮きなどが生じてしまうことがあるので必ずクロスなどにいったん吹き付けて吹き上げてください、そして必ず最後にから拭きをして水分を完全に拭き取ってください。これでギターの塗装はいつまでもきれいに保てます。

後これは賛否両論が出るかもしれませんが私自身のギターにはネックだけ車用のワックスを使っています。何を使用するかというと「ゴールドグリッター」というワックスを水で薄めて使用しています。なぜこのワックスを使用するか? このワックスは車のワックスらしく塗装面上に薄い皮膜を形成してくれます、そして滑りがとても良いのです。
もうおわかりですねネック裏の運指がスムーズになるのです、さらにラッカー仕上げの塗装にも問題なく使用できたので汗かきの私にはもってこいのワックスでした。しかしボディには使用していません。

なぜ?

「滑るんです」ギターが太ももから滑るんです。だ・か・ら・使用しません。
ただしこれはすべてのギターに使用できるわけではありませんので使用する場合は必ず目立たないところで確認してくださいね。

ちなみにポリウレタン塗装のギターは問題ありません、ラッカーでも YAMAHA 、 Martin の近年物は大丈夫でした。

古いギターは、お客様の物なので試していません。
誰か試していただければうれしいです。
でも弾きやすくなりますよ。

ほかにもいろいろありますがそれはまた次の機会に・・・
| お手入れ編 | 23:44 | - | trackbacks(0) |
アコギのお手入れ1
ギターのチューンナップ、皆さんどうお考えですか?
ギターはある程度完成されていますよね?
でもレコードの音となんか違う、同じように弾いてるつもりなのに
ニュアンスが違う・・・ちょっと悔しい。
私も幾度となくそんな思いをしてきました。もちろんレコードは収録の際に様々な処理が
されていますので全く同じ音が出ることは有りませんが、その方向性を求めることは可能です。
ちょっと調整するだけでもがらっとニュアンスは変わってしまいます。
詳しい話は順を追ってしていきたいと思いますが、今日はまず普段のお手入れからと言う話をしたいと思います。
皆さんはギターのお手入れってどうしていますか?
から拭き、ポリッシュ、ワックス、色々なアイテムがありますよね。
塗装によってもそのお手入れ方法は違いますよね。でも今回はボディのお手入れではなく、ネック指板のお手入れ方法をちょっとだけ!
皆さん演奏が終わったあとちゃんと拭いてあげていますか?指板とブリッジは唯一ギターで塗装されていない部分です。アコギで使用されている指板の材料は、エボニー、ローズウッドなどの比較的堅い木で構成されています。ローズウッドに比べてエボニーは密度も高いので水分を吸収しにくい性質を持っていますが、これがフレットや弦に取っては困ったちゃんです。
演奏後は出来るだけネックを拭いてあげて下さい。指板は念入りに、出来れば弦を1本1本つまむように拭いてあげるとより良いですね。
そして弦を交換するときは、弦をはずしたあと、丁寧に指板とフレットを拭いてあげましょう。
特にフレットと指板の間は垢がたまりやすいので念入りに

汗を大量にかく方は数ヶ月に一度レモンオイルなどを塗り込んですぐに拭き取らずなじませてから丁寧に拭き上げて下さい。

そしたら弦を張りケースに入れ保管して下さい。
当たり前のことですがこれだけで指板に触れる指が喜んでくれます。気持ちが良いです。
練習にも身が入ります。

綺麗な指板で気持ちよくギターを弾きましょう。

次回はレモンオイルやポリッシュについて書いてみたいと思います。
| お手入れ編 | 22:24 | - | trackbacks(0) |

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